おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

芸術の秋です

2024年10月12日 18時00分00秒 | コンサート
みなさま
先日の願船坊での les reflets vol.2にお越しくださいました方々には、まずお礼申し上げます。本堂に一杯のお客様の熱気に潰されそうでしたが、良き共演者に恵まれ、皆様のご期待に副える演奏が出来たのではないかなと、振り返っておりました。本当にありがとうございました。
さて、この秋は今月来月と毎月コンサートが続きます。
今月10/20(日)は可部夢街道まつりが開催されるのですが、その中で願船坊では11時と13時半の2回、ミニコンサートを開催します。
出演者はチェロ《秋津智承》フルート《秋津沙那》ピアノ《鹿取裕美子》です。可部駅から城下町の風情に浸っていただくのも、よろしいかと。




また、11/9(土)は願船坊毎年恒例の「平和コンサート」を開催です。




今回、9月に les refletsを持ってきましたので、今年は11月に平和コンサートとなります。ご了解ください。
13時と15時半の2回公演となります。各回60席までとさせていただきますので、事前にご予約下さいますよう、お願いいたします。
平和コンサート恒例のプログラム、《コル・ニドライ》《鳥の歌》《G線上のアリア》のほか、今回はラフマニノフのチェロソナタから少し演奏します。

以上のような今年の願船坊の秋です。




コンサートのお知らせ

2024年08月09日 15時40分00秒 | コンサート
来る9/15(日)午後2時より、昨年に続き第2回「光と色彩のコンサート」を開催いたします。この度も引き続き印象派の音楽を基本に聴いていただきます。その中でもメインは「音の魔術師ラヴェル」のピアノ三重奏です。私たちがピアノ、ヴァイオリン、チェロと3人揃って曲目を考える時、なんと言ってもピアニストはオーケストラを受け持つようなもので、ここが音楽の基礎・バックボーン・下地を受け持つと言えると思うのです。ですから、ピアニストの力量が大きく演奏の出来栄えに関与するのです。言葉にするとピアニストがプレッシャーを感じてもいけないのですが、本当にそうなのです。
それで、パリで長く生活をされ、沢山の現地の音楽家とセッションを積まれた田中しのぶさんと、このラヴェルを一緒に演奏する事は、とても楽しみですし、私の演奏家仲間の中でも特に信頼を置いている景山誠治さんと私とが、どれだけ彼女をハッとさせることが出来るか、或いはピアノ、ヴァイオリン、チェロが織物の縦糸になったり横糸になったりしながら、どんな風な色合を作り出すことができるのか、どうぞご期待下さい。

詳しくはチラシをご覧頂き、ご予約のほう、お待ちしております。




お庭コンサートのお知らせ

2024年05月09日 12時14分00秒 | コンサート

昨年末のお知らせから、とてもご無沙汰しておりましたが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
気がついてみますと、季節は春を迎え、山々は淡い緑に包まれ、その中に白、ピンク、紫と彩を見せてくれておりましたね。
朝の鳥たちの鳴き声も賑やかになり、地面を見れば草花の芽が角を出し、カエルの賑やかな合唱後の産卵も終え、アリ、蜂、蜘蛛なども生活を始めました。

さて、沢山の生き物がその命を育んでいるお寺の「お庭コンサート」を開催いたします。

5/12(日)午後4時から願船坊中庭にて。
雨天決行します。(予報では残念ながら雨のようです)

出演はいつものメンバーに私の娘が加わりまして、フルート、チェロ、歌、ピアノの調べを聴いていただきます。

詳しくはチラシをご覧ください。

どうぞ、みなさまお誘い合わせてお越しください。






コンサートのお知らせ

2023年10月23日 10時00分00秒 | コンサート



皆様にお知らせします。
来たる11/4(土)午後2時より願船坊本堂にてチェロとピアノによるフランス音楽の数々を演奏いたします。
共演者はこれまでに何度か共演している田中しのぶさんです。長きにわたりパリに居を置き研鑽を積んできましたが、2021年に一旦帰国されてます。私自身はかつて海外のコンクールを受けるためにパリには立ち寄ったことはあるものの、初めて聞いたフランス語にすっかり魅せられ、帰国してからはシャンソンにハマってしまい、当時流行っていた[ウォークマン]に録音して、耳から聞こえる歌をそのままコピーして、段々と歌えるようになった事に優越感を持っていた頃を思いだしています。今回からしばらく、彼女とフランス音楽を中心に定期的にコンサートを開くことといたしました。
詳しい内容はチラシをご覧になってください。
まだまだお席のご予約は出来ますので、どうぞご連絡ください。
お待ちしております。






平和コンサート終わりました

2023年09月13日 18時13分00秒 | コンサート
先日の日曜日、無事に平和コンサートを終えることができました。今回はコンサート自体がコロナ禍の中、ブランクがあった上に昨年は台風直撃という不運もあり、4年ぶりのコンサートになりました。また、チェロアンサンブルでのコンサートとなると、本当に久しぶりのことになりました。集まってくれたチェロ弾きたちは、殆どが私のかつての弟子たちでした。曲によっては演奏家(楽器)泣かせの調弦、重音奏法もあり、弟子でなければ依頼しづらい内容だったと思います。
このコンサートは、演奏家にとっても、自分の存在意義を考えたり、作曲家からのメッセージを自分の体験を通して音でひとに伝えるという、なにものにも替え難い時間を過ごすことにもなります。
共演した仲間からも、またこのような機会を一緒出来たら、とのコメントも多くいただいてます。

最後に、会場の皆様からは「素晴らしい演奏をありがとうございました」「心が洗われた」「心が揺さぶられた」などコメントをいただきました。本当にありがたい事です。我々演奏家にとってこのようなお言葉を頂くことこそ、何よりの励みになります。
尚、皆様からいただきました喜捨を、先日ハワイで起きました大火災の復興支援に義援金として送らさせていただきます。

どうぞ御了解頂ければ幸いです。

浄土真宗本願寺派 たすけあい運動募金 
「ハワイ・マウイ島大規模火災 災害義援金」