きょう、またひとつ本番が終わりました。
こうして、ひとつずつ年を取っていくのですね。
今日の姫路のサロンコンサートは、広島の平和コンサートとは違う、反応でした。当たり前といえばそうなんですが、元々どのような気持ちでコンサートに来られているかが違うわけですから、
最初にブロッホの「シェロモ」。次にブルッフの「コル・ニドライ」。アンコールとして「トロイメライ」「おくりびと」「G線上のアリア」という順番で演奏したのですが、一曲目の始まる前に「ハンカチを用意しておいて下さいね」とお伝えしたものの、かなりの人が2曲目3曲目の温かい曲の時に涙が出てきたとのこと。
そういえば、遥か昔の記憶ですが、僕の師匠の斎藤秀雄先生の告別式の時、悲しい短調のシーンの時より、明るい長調の時に一気に泣いた記憶がありました。
ひとは優しさに触れた時にこそ涙する。
今日はその事を改めて実感したのでした。
こうして、ひとつずつ年を取っていくのですね。
今日の姫路のサロンコンサートは、広島の平和コンサートとは違う、反応でした。当たり前といえばそうなんですが、元々どのような気持ちでコンサートに来られているかが違うわけですから、
最初にブロッホの「シェロモ」。次にブルッフの「コル・ニドライ」。アンコールとして「トロイメライ」「おくりびと」「G線上のアリア」という順番で演奏したのですが、一曲目の始まる前に「ハンカチを用意しておいて下さいね」とお伝えしたものの、かなりの人が2曲目3曲目の温かい曲の時に涙が出てきたとのこと。
そういえば、遥か昔の記憶ですが、僕の師匠の斎藤秀雄先生の告別式の時、悲しい短調のシーンの時より、明るい長調の時に一気に泣いた記憶がありました。
ひとは優しさに触れた時にこそ涙する。
今日はその事を改めて実感したのでした。