おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

今年の抱負

2015年01月19日 10時56分00秒 | 住職の戯言
みなさま

新年を迎え今年の抱負など考えておられますでしょうか?

わたくしは、新年の書初めで「初心」と書いてみました。

日々、何かと雑用と称したものに振り回されていますが、ふと考えた時、

「今どうしてもやらなくてはならないもの」

「あとからでも良いもの」

「今どうしてもやりたいもの」

「いつかできればいいもの」

この4つが混在しているわけで、またそれをじっくり考えて振り分ける暇がなくなると、雑多な机の上を見るような状態になっています。

このようにして頭の中のことを紙に書いて整理していくと、自ずから見えてくるものがあると思います。

それで本題ですが

今年はご門徒の皆様と本山参りに出かけてみたいと思いました。


追ってお知らせしますが、5月の20日前後で本山での「宗祖降誕会」京都一泊のバス旅行を計画中です。

お知らせは2月下旬になると思いますので、その際はよくよくご検討して頂いて、是非とも皆様との親睦など兼ねまして、楽しい京都の旅行にしたいと願っています。

合掌

御正忌報恩講法要が終わりました

2015年01月17日 07時53分34秒 | 法座
おはようございます。
一昨日・昨日と宗祖親鸞聖人のご命日御正忌報恩講法要を執り行いました。

『御正忌荒れ』という言葉がよく聞かれる、このお日にちですが、今年は比較的暖かく、穏やかな御正忌だったように思います。

この法要では、いつもの法座とは違い、御伝鈔(ごでんしょう)拝読をするのが特徴です。
親鸞聖人の歩まれた道を上巻・下巻に渡って書かれてあるのですが、それを一年に一度、住職が拝読させて頂きます。

当時の読み方で拝読いたしますので、解りにくい節回しやお言葉等、多々あります。
ご参詣の皆様にもご一緒に本を見て頂きながら、耳でも目でも、御伝鈔をお味わい頂いております。

また、この度から、御文章(ごぶんしょう)拝読を住職より私坊守が仰せつかりましたので、新米のつたない拝読ではございますが、「御正忌章」を拝読させて頂きました。
皆様の前で拝読させて頂く、ということで、より一層深くお味わいさせて頂けました。
昨夏の得度の際に、指導教官より「これより先は、ご門徒様からお育て頂くのだ」との最後のお言葉を頂いたのですが、日々の月忌参りに始まり、こういった法座の際にも、ご門徒様からお育て頂いている、ということをひしひしと感じます。
この感覚を絶やすことなく、日々精進して参りたいと思います。

話がそれてしまいました。
2日目の昨日の朝席は、可部幼稚園・可部保育所のかわいい子供たちが、本堂いっぱいにお参りしてくれました。

子どもたちの大合唱のおつとめ・仏教讃歌・季節の歌など、本堂中あふれる熱気に、とてもうれしく思いました。
沢山のお花もお供えして下さいましたよ。

色とりどりな花々、中でも蠟梅の香りが本堂中に広がり、お昼席からも幸せな気持ちでお勤めさせて頂きました。
本当に有難いことです。


願船坊では、しばらく法座は無く、次は6月26㈮~27日㈯の夏供養・永代経法要になります。

仏教壮年会の例会は毎月第2火曜日の午後7時~9時、仏教婦人会の例会は毎月16日の午後1時半~3時過ぎまで
それぞれ毎月行っております。
お正信偈のお勤め、ご和讃の繰読み、ご法話は
☆仏教壮年会・・・ご和讃の解釈
☆仏教婦人会・・・「蓮如上人御一代記」より解説
それぞれございます。
どなたでもお越しいただけますので、どうぞお気軽にお参り下さいますよう、お願い申し上げます。

合掌

坊守

御正忌報恩講にお参りください

2015年01月15日 08時00分00秒 | 法座
みなさま

おはようございます。
毎日寒い日が続いておりますが、悪い風邪などにかかっておられませんでしょうか。

さて、告知しておりました通り親鸞聖人のご命日にあたります、御正忌法要が
本日15日昼席(13時半から)、夜席(19時から)。また16日昼席(13時半から)の3席となっております。

本山では1月9日から16日までの一週間の間、いろいろな行事を開催されております。
当願船坊では、お正信偈のお勤めのあと、伝統的なものとして「御伝鈔拝読」というものがあります。
また、お寺の内陣の余間の奥には、親鸞聖人の生涯を伝える御絵伝の巻物が姿をあらわします。
1年の中で、最も重要とされている御正忌法要に、是非ご参詣下さい。
手作りのおぜんざいをご用意して、お待ちしております。(15日夜席・16日昼席)

合掌

すす払い&仏壮さん忘年会

2015年01月09日 13時14分27秒 | 報告
こんにちは。

どんどんさかのぼってのブログになってしまいますが・・・。
先月の12月初に、年に一度の本堂のすす払いが行われました。



すす払いとは、本堂の大掃除のことです。
普段のお掃除では、手の届かない天井辺りや菱灯篭を、専用の柄の長いホウキを使ってパタパタとお掃除してもらいます。

すす払いが終わると、年末だなぁ~としみじみ感じるところです。

今年も一年お世話になりました!
色々と本当にありがとうございました、の忘年会を仏壮さんと。


2年前から立ち上げた継職法要の実行委員会から始まり、5月の継職法要、ホッとした頃に大規模土砂災害と、本当に慌ただしく年月が流れましたが、総代長をはじめ仏教壮年会の皆さんと共に一歩ずつ歩んできた一年でした。
まるで親のように、おじいちゃんのように(?)、子どもたちを含め私たち寺族を温かく見守り支えて下さる皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします!と乾杯し、楽しい宴になりました。

合掌

坊守

第13回ゆく年くる年コンサート

2015年01月08日 07時12分45秒 | 報告
おはようございます。
どんより曇り空の朝です。

昨年のことをブログに書けていませんでしたので、遅ればせながら1つずつ書いていきたいと思います。

大晦日の31日は、恒例のゆく年くる年コンサートでした。
昨年は年明け新春ジャズコンサートを開催しましたので、2年ぶりのゆく年くる年でした。

昨年末は雪の多い日々でしたが、31日も寒い雨から雪に変わり、鐘突き堂のところや駐車場でお世話して下さっている仏教壮年会の皆様には、大変な思いをさせてしまいました。

今年は、ゆく年くる年コンサートの前に、可部幼稚園やお寺で教えている子供たちのためのピアノコンサートも開催しました。
6才から2年生まで、5人の可愛い子供たちが、自分の弾けるレベルで一生懸命演奏してくれて、緊張の中にも穏やかなひと時でした♪


そして今年のゆく年くる年コンサートは、チェロ4本・ピアノ2人・歌2人で、様々な曲を演奏した2時間半になりました。
出演者の皆様は、ボランティアでの参加を快く了承して下さった方々です。
プログラムは仏教讃歌やチェロの名曲、日本の名曲、ピアノ連弾などなど。。


休憩中には前坊守さんの作って下さった甘酒も振舞い、寒い本堂ではありましたが、少しはホッと一息ついて頂けたでしょうか?

悪天候の中、沢山の方にお越しいただきました。
土砂災害の義援金箱にも、3万円を超える沢山の義援金を頂戴しました。
本当にありがとうございました。

本年も同じように、ゆく年くる年コンサートを開催する予定です。
お楽しみに♪

合掌

坊守