おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

永代経法要

2010年06月28日 15時56分21秒 | 日記
この週末、全国的に大雨でしたね。
可部でもひどい雨で土曜の夜には大雨警報が出たほどでした

そんな中、26(土),27(日)と願船坊では永代経(えいたいきょう)法要を行ないました。
永代経とは、ご先祖さまのご供養と共に、今自分があるのはご先祖さまのおかげと感謝することです。
年に何度かある法座の中でも、特に重要とされる法座だけあって、大雨の中でもたくさんの方にお参りいただきました

今回の法座、ご講師の先生は、三原市から内藤良範先生がおいでくださいました。
先生のお話を聞くことを、「お説教をきく」と言うのですが、お説教と言っても一般的な意味の「怒られる」という意味ではありません。
御仏様の教えを聞くということで、「お説教をきく」や「聴聞(ちょうもん)する」と言います。
「聴聞」は、願船坊の「がんす言葉」の中にも出てきます。

お説教の内容は、またゆっくり書きたいと思います。
それでは、今日も雨ですが、法座後の片付けに励みたいと思います

沙羅双樹

2010年06月26日 07時02分56秒 | 日記
おはようございます。
広島は梅雨入りしても、晴れ間が多く、暑い夏日が続いていましたが、昨日からしとしと雨
中庭の小池の蛙も喜んでいることでしょう

さて、その中庭にはいろんな草木が生えているのですが、この時期限定で花を咲かせる沙羅双樹の木があります。
この花は、何年もお目見えすることがありませんでした。
私が嫁に来て、初めて咲いてくれたのは4年前。娘を妊娠中の夏でした。
あまりに可憐で美しく、初めて本物を見た感動もあり、娘の名前に沙羅双樹の一文字「沙」を使うことに決めました。
それ以来、何となく娘の木というような思い入れがあり、毎年花が咲くのを楽しみにしていたのです。
しかし、初めての年も花芽は5つぐらい、次の年は全く咲かず、残念な年が続いていました
そして今年、何気なく掃除の際に見上げてみると、たくさんの蕾が!!



こんな感じのお花です。
別名「夏椿」とも言うそうです。1日しか咲かずすぐに終わりを迎えてしまうのですが、その1日を力強く咲き誇ります

今年はまだまだ20ほど蕾があり、毎朝の楽しみになっています。

お寺に来られた際は、中庭にご案内いたします
どうぞご観覧くださいね

若坊守

ブログ始めます!

2010年06月18日 15時38分12秒 | 日記
初めまして!
広島県広島市にあります、浄土真宗本願寺派のお寺「願船坊(がんせんぼう)」のブログです
お寺での行事や日々のことなどなど、私の目線で書いていきたいと思います。

ブログを担当しますのは、若坊守(わかぼうもり)です。
坊守というのは、字の通り、お寺を守る者のことで、概ね住職の伴侶がつとめます。
私は若坊守になって6年と、経験も浅くまだまだひよっこですが、楽しく更新していきたいと思います

どうぞよろしくお願いいたします

若坊守