おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

平和コンサートを終えて

2019年10月08日 09時00分00秒 | 報告
あっという間にひと月が経ってしまいましたが、先日の平和コンサートの事についてご報告いたします。
コンサートを始めた頃はチェロアンサンブル一色でございましたが、昨今はピアノを交えたプログラムであったり、バイオリンに加わっていただいたりと、形を変えて続けて参りました。その都度、お越し下さった皆様にアンケートを書いていただき、継続していくための資料を集めさせて頂きました。
今回も、大変喜んで頂けたという感想でございました。出演者にとって拍手の感じだけでなく、ご来場の皆様の表情や本堂に溢れんばかりの人の数など、演奏に力をいただいた事など、挙げればきりのないものでした。改めて感謝の気持ちで一杯です。
尚、頂いた義援金は77350円でした。
お話しした通り全額「武雄市災害義援金」のほうに送らさせて頂きました。

では、遅くなりましたがご報告を終わります。


お庭コンサートのお知らせです

2019年05月02日 15時40分30秒 | 報告
皆さまにお知らせします。
既にご存知の方もおられるとは思いますが、
来たる5月11日(土)午後3時より ※今年は都合により土曜日になりました。
宗祖降誕会 お庭コンサートを開催します。

当寺院の素晴らしい石庭、春の花々をバックに、歌、チェロ、ピアノ(オルガン、三味線に変幻します)。

出演者

当寺院住職 秋津智承
坊守 秋津智子
専属ピアニスト 鹿取裕美子

曲目

仏教讃歌
宮城道雄 「春の海」
ヴィヴァルディ チェロソナタ第1番
ショパン 「華麗なるポロネーズ」
ヘンデル オペラ『セルセ』よりアリア「オンブラ・マイ・フ」
木下牧子 「なにかが、ほら」「竹とんぼに」


どうぞ皆様、お誘い合わせのうえコンサートにお越しください。

尚、

お車でお越しの方には、裏手の駐車場をお使いいただけます。

※ 雨天時も屋内にてコンサートさせていただきます。





謹賀新年

2019年01月04日 07時36分48秒 | 報告
皆さま、新年のご挨拶が出遅れてしまいました。
ここに改めまして、年頭のご挨拶を。

さて、昨年末のことですが、
大晦日のゆく年来る年コンサートでは、厳寒の中、沢山の方々にご来場、また還暦のお祝い、災害の義援金をいただきまして、ありがとうございました。
先ずは、御礼申し上げます。

実は我が家は長女の中学受験を控えていて、只今追い込み中!
でありまして、正月返上で家族一丸となって彼女を見守り、叱咤激励しながらの日々でございます。

そんな中、嫁(坊守)は暮にインフルになり、ゆく年来る年コンサートには、ギリギリで復活をして何とか事なきを得た感がありましたが、無理がたたり、中々ペースが上がってこないのであります。

次女は、姉の受験戦争に巻き込まれ、いろんな我慢を強いられていて、可愛そうな事になっています。そのフォローは母親が基本ですが、長女の勉強の手ほどきは母親なので、微力ながら私が次女の遊び相手に。

そして自分のことですが、昨年一年間を振り返って見ますと、出来た事に対する自負、評価に対しては、素直に受け止め、出来なかった事に対する事に関しては、自分からは言い訳はなし、愚痴は出ても引きづらないようになり、周りからの慰めの言葉によって生かされている自分に目覚め、
この、「謝罪」と「感謝」に尽きる一年でした。言葉を変えると「ごめんなさい」と「おかげさまでありがとう」を沢山連発した事でした。
振り返って見ますと、「お陰様で」という言葉は、我々日本人はいろんなシーンでこの素晴らしい言葉を使っていますよね。お聴聞を重ねていると、その言葉の鉾先が具体的に誰と決まってなくても使っている時、そこには「阿弥陀さま」の存在やお釈迦さまにお示しいただいたものを感じるのではないでしょうか。
共にお念仏させていただくことの有難さを、是非ひとりでも多くの方々が受け取っていただけるよう、微力ながらお手伝いさせていただきます。
また、能力は次第に落ちている現実を踏まえての今年一年、皆様に見守っていただきながら、頼られる住職となりたいものです。

いくつかのお詫び
「かけはし」「お寺の掲示板」「ホームページの掲載」などなど。

気長に待ってやってください。
よろしくお願いいたします。

合掌


近況報告

2018年10月21日 14時41分41秒 | 報告
大変遅くなりましたが、先月の還暦コンサートでは、古くからの友人、弟子達に助けてもらい、またご来場のお客様の中には、本当に懐かしい顔ぶれもあり、嬉しい再会であったり、久しぶりにコンサート後のパーティーで束の間の美酒に浸ったのでありました。
今年は、平和コンサートと続いてのコンサートでしたし、その後も県内のお寺での講師、兼演奏会などと続いておりまして、本当にバタバタとしておりました。
その後も、地元の中学校から道徳の時間での講師として「お話と演奏」という形での依頼がありまして、お寺の「報恩講参り」のスケジュールを縫ってのこととなりました。
この秋は、本当にある意味充実した秋となりそうです。

平和コンサートのご報告

2018年09月30日 06時44分22秒 | 報告
大変遅くなりましたが、9月2日に行いました平和コンサートのご報告をいたします。
今回は例年よりも早い時期での開催となりました。
9月2日は近隣のいろんな行事と重なることもあって、お客様がどのくらい来られるかが、多少心配ではありましたけれども、当日100人を超えるたくさんの方々にご来場いただけて、少し安堵いたしました。
平和コンサートと言えば、これまでチェロ6人での合奏で続けてまいりましたけれども、近年は私の弟子たちも成長され、1週間近くお寺に逗留して練習をする、ということが事実上難しくなってまいりました。それもありまして、編成はその回その回でのメンバーの集まり具合で変わっていくのも、やむを得ません。
ということで、今回はピアノ、バイオリン、チェロのピアノ三重奏という組み合わせでの編成でいくこととなりました。これも「諸行無常」であります。この度のメンバーでの演奏は、これが最初で最後かも知れないですが、皆んなで演奏を通して今ここにある「平和」について考えることとなったのであれば、有意義なものであったことでしょう。
ちなみに、今回、皆様から頂いた義援金は中国新聞社を通し「西日本豪雨災害義援金」のほうに送られました。
¥41918でした。ご協力いただき、ありがとうございました。