おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

沙羅双樹

2010年06月26日 07時02分56秒 | 日記
おはようございます。
広島は梅雨入りしても、晴れ間が多く、暑い夏日が続いていましたが、昨日からしとしと雨
中庭の小池の蛙も喜んでいることでしょう

さて、その中庭にはいろんな草木が生えているのですが、この時期限定で花を咲かせる沙羅双樹の木があります。
この花は、何年もお目見えすることがありませんでした。
私が嫁に来て、初めて咲いてくれたのは4年前。娘を妊娠中の夏でした。
あまりに可憐で美しく、初めて本物を見た感動もあり、娘の名前に沙羅双樹の一文字「沙」を使うことに決めました。
それ以来、何となく娘の木というような思い入れがあり、毎年花が咲くのを楽しみにしていたのです。
しかし、初めての年も花芽は5つぐらい、次の年は全く咲かず、残念な年が続いていました
そして今年、何気なく掃除の際に見上げてみると、たくさんの蕾が!!



こんな感じのお花です。
別名「夏椿」とも言うそうです。1日しか咲かずすぐに終わりを迎えてしまうのですが、その1日を力強く咲き誇ります

今年はまだまだ20ほど蕾があり、毎朝の楽しみになっています。

お寺に来られた際は、中庭にご案内いたします
どうぞご観覧くださいね

若坊守

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