皆様ごきげんよう。今日も『環境野郎Dチーム』における伊吹吾朗さんの暴走ぶりに胸キュンな黒猫でございますよ。吾朗さんったら、寝るとき恋バナなさるとは(笑)。
ちなみにいつの間にかwikipediaにDチームの項目ができていたので、上記はwikiにリンクしときました。ご参考までに。DVDは父さんの日(10/3)に発売ですよ!よろぴく!(本日の吾朗語録より)
ところで先日『怪談』の試写会で即売会みたいなものがあり、そこで季刊誌(?)『幽』のコミック版、コミック幽が売っていたんですが、買おうかどうしようか迷いつつ買わずにいたら次の休憩の時には既に売り切れていました。
で、自力で探して買ってみました、コミック幽。小説アンソロジー『幽』のコミック版です。
参加者をチラ見しただけでホラー漫画読みなら「おおっ」と言いたくなるラインナップです。わたしのお目当ては波津淋子さん。大好きな漫画家さんです。
波津さん目当てで買ったものの、他の漫画家の作品もすごかった!特に諸星大二郎。恥ずかしながらあんまり数を読んでいないんですが、この人はホントすごいですね。日本的な怪談というか、ぞっとしてしまうお話を書かせたら天下一品だと思います。ものすごくグロい幽霊なんかが出てくるわけではないのに、全体に漂うあの厭さ加減はどうだろう。ものすごい後味の悪さ(褒めてます)。
今回は、とある核家族(主にお父さんが主役)を主に5編も収録されていたんですが、どれもウッとします。なんというか、ウッとする、としか言いようがない。終わらせ方が絶妙なのです。
今回の収録作品だと、わたしは特に「猫ドア」が厭でした(しつこいようですが褒めてます)。
少女漫画家さんは結構猫を飼っている方が多いようで、エッセイなどで飼い猫について触れる話をよく読みますが、これ読んじゃうともう猫ドア封鎖したくなります(笑)。
あと花輪和一もすごかった。わたし、まともに読むのはもしかしたら初めてかもしれません。収録作品「祟り」のオチときたら・・・えぇぇぇぇぇぇ!?何コレ!?ツッコミどころ!?ツッコミ入れとくべき!?みたいな感じでした。すごいなあもう、いろんな意味で。
ともあれ、色んな方の作品が読めてお得感もあり、久しぶりに面白いホラー漫画でした♪
・・・あ、映画『怪談』のレビューなんですが・・・一回全部書いたの消えちゃって・・・どうしましょうねぇ、この燃え尽き感。