皆様ごきげんよう。昼下がりの黒猫でございます。
昨日バックパックを見にハンズに行ったら、ハンズメッセというのが開催中で、色々お値打ち価格で出ていたので脇道に逸れて色んなものを物色してしまいました。危うくバックパックを見てくるのを忘れるところでした。(何しに行ったんだ)
見てきたんですが、結構お値段に開きがあるものなんですね・・・。地球の歩き方監修?かなんかのやつは2万円オーバーとかありました。スーツケースのほうが安くね?でもこれは親子亀のようにメイン荷物のバックパックにデイパックがチャックで装着されていて、街歩きにはこのデイパックを、というものらしいです。
大きさも実際目で見てちょっとわかりました。50Lくらいがいいかな。40だとちょっと少ないし。
勿論もっと安いのもあったんですが、ちょっと素材がヘロいような・・・。うーん。ま、昨日は下見のつもりだったので、もうちょっと考えます。
ところで今日の夜フジテレビで『ミヨリの森』というアニメが放送がされます(リンク先アニメ公式サイト)。
小田ひで次さんの同名漫画のアニメ化です。
わたしは小田ひで次さん大好きなのですごく楽しみです~。本当は昨日の夜のうちにこのことを書こうと思っていたんですが、『ミヨリの森』を読み返し、続編『ミヨリの森の四季』を読み返し、そのまま『クーの世界』を読んだりしているうちにいつの間にか寝てしまっていました。ダメ人間め!・・・ごめんなさい。
寡作な人なので上記の他は『拡散』と『夢の空き地』、あと『おはよう!ひで次くん』しか描いていないかと思います。『ひで次くん』は途中だけ、『拡散』は未読なんですが今手に入るのかな。
『ミヨリ』のあらすじを簡単に紹介します。(※漫画のほうね)
母親の不倫により両親が別居することになり、忙しい父親はミヨリの世話をしきれないので、豊かな山のもとで農業を営む自分の両親の住む小森村にミヨリを預ける。両親の不仲は急に始まったものではなく、ふたりの言い争いを聞いて育ったミヨリはすっかり世の中を信じない子どもになっていた。
「森の中には森の住人がたくさんいるからね」と、不思議なことを言う祖母に見送られ、森に行ってみたミヨリは、森の中で不思議なモノに出会う。続く数日でもどんどん別の変なものに遭遇するミヨリ。彼らは森の精霊たちだった。そのなかのひとり、森の番人ボクリコに、「ボクらの姿が見える人間はそういない。ミヨリがこの森を守ってくれないか」と言われたミヨリは・・・?
というようなお話です。
小田ひで次さんはローティーンの女の子のどうしようもない鬱屈を描くのがすごく上手いです。
ミヨリはかなりひねくれた感じで、そのせいでもと住んでいた東京ではほとんど友達もいなかったような子です。田舎の子たちは素朴で打たれ強いので
(笑)ミヨリも友達ができるんですが、このミヨリのあまり可愛くない子どもぶりがアニメで変わっていたら嫌だなあ。尖ってなきゃミヨリじゃないよ(笑)。
どういうつもりでテレビで(しかも単発長編で)アニメ化なのか知りませんが、ミヨリは決して親が喜ぶようなタイプのいい子ではありません。利己的です。でもそれは自分を守るため、自分ひとりでも生きていくためのミヨリの自己防衛です。見る分にはすごく好き。実際いたら付き合いづらいだろうけど(笑)このままの性格でアニメもお願いしたいです。
全1巻なので、2時間あればアニメでも全部収まると思いますが、楽しみな反面ちょっと不安・・・漫画のアニメ化って原作に忠実なことって極めて稀ですからね。
でも森の精たちの可愛さがアニメでどう描かれるのか、楽しみ。ボクリコ可愛いよボクリコ。