ミステリー

2011-05-15 | 出来事
昨日真夜中、カサッと小さな音がした。
「何かいる!」
戸を開けて、音がした方向に目をこらしてみた。
今は使っていない手洗い用の流しの辺り。
レジ袋があった。
これが何かのはずみで落ちて音がしたのかも知れない。
又パソコンに向かった。
しばらくしてまた、カサッと鳴った。

ゴキブリがいた。
すかさずたたきつぶした。「こいつだったのか」と思いながら再びパソコンに向かった。

しかし、またまた音がした。
時刻は午前0時を過ぎていた。
懐中電灯で音のした方向を、そしてその周囲を探した。

まさか! まさか、まさか。
「我」と「我が目」を疑った。

『カニ』だ。モクズガニだ。

「モクズガニ」をもらってもうすぐ3週間になる。先月末、あの時のカニは町内の連中と全部食べたはずだった。
あの中の一匹が、うちにいた3日間の間にどうにかして逃げたのかも知れない。
しかし、どうやって? あり得ない、としか頭に浮かばない。

どうやって逃げたのかはともかく、現実にカニはそこにいた。
多分飲まず食わずだったろう。
カニは水陸両用だったのか。
恐るべし、カニの生命力。

今、そのカニはバケツの中にいて、時折かさこそと音をさせている。






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