7月21日

2010-07-21 | 日記
友人は昼の1時半の「いなほ」で帰ることにしたので、午前中は鳥海山を見に五合目の祓川に行った。何度か来ているがその度に姿を隠していた鳥海山だったが、今回はどうにか見えた。それでも頂上は一瞬しか顔を見せてくれなかった。
千蛇谷から雲が湧き、あっという間に頂上を隠してしまった。
湿原のヒュッテの近くにオタマジャクシがいた。イモリもいた。(右にチラッと見えるのがヒュッテ)


帰り、5合目のすぐ下の所で、道路の上でジッとしていた「オコジョ」に遭遇。こっちに気が付いてすぐ藪の中に姿を消したが、鼻先と尻尾の先が黒く、腹が白く背中が茶色。ネコを少し大きくした程度で、顔はレッサーパンダのよう。とにかくかわいかった。「オコジョ」が鳥海山にいるのは知っていたが見たのは初めてだった。別名「ヤマイタチ」。
友人は自転車をかついで予定通り帰っていった。ちょうど24時間の出来事だった。

7月20日

2010-07-21 | 日記
午後12時20分、東京にいる学生時代の友人から電話があった。
「今、象潟の道の駅にいる。一昨日新庄に夜行バスできて、それから出羽三山などを折りたたみ自転車で回ってきた。」
すぐ迎えに行った。だいぶ疲れた様子で、足が痛いと言っていた。
彼は芭蕉が訪れたところを、暇を見つけては訪問するのを楽しみにしている。今回の出羽三山でほぼ目的を達成したことになるようだ。今日は最上川の船下りもしてきたそうだ。うちでちょっと休んでもらってから、赤田の大仏を見に行った。住職も奥さんも居なかったが、勝手に見物させてもらった。




大仏殿の建物は彫刻で飾られている。


中に入ると自動的に電気がつく仕組みになっていた。
高さ約8m。寄せ木細工で作られ、漆を塗った上に金箔を貼っている。
立ち姿の仏像は多分珍しいと思う。


外には3種類の木が1つにまとまった木があった。



大仏のある長谷寺(チョウコクジ)の近くにバラ園がある。バラ園の隣にはブルーベリーの畑もある。時間が遅かったのでブルーベリーのハウスの中には入れてもらえなかった。


面白い名前のバラもあった。


この名前の女優を知っている人は、あのグラマーな姿を思い出すことだろう。



帰ってきたからはビールのような物と日本酒。
それと象潟からの帰りに立ち寄って買ってきた天然の「アオ」(ハマチの手前)の刺身(半身の半分で二人の肴に間に合った)

無題

2010-07-18 | 日記
昨日、秋田市の友人から電話。「○子さんが秋田に来る、それと○○君も来る。8月3日にみんなでいっぱいやる。詳細は後で連絡する。必ず来るように」
ちょっと変則だったが、私は中学3年の時だけ秋田市の学校にいた。18組だった。一学年に900人以上の生徒がいた。学校には下駄箱はなく、各自が袋に靴を入れて廊下に下げておかなければならないような学校だった。その時の友人からの電話だった。
一昨日、高校の同級生のK君から新しい名簿が届いた。こっちは9月4日に同窓会をやるという。しかし、9月は祭典の準備のため全く動けない。届けられた名簿を見ると、新たに亡くなった友人が何人かいた。そして、半分近い人が仕事をしていないことが分かった。消息不明も少なからずいた。

記憶は捏造される

2010-07-15 | 日記
今日の記事「看板」の中に間違いがあった。
立て看板が立てられたのは昨日の午後だった。
丸1日で撤去されたことになる。
昨日のことでさえこうだから、過去のクリアに残っている記憶も本当はあやしいものである。(あくまでも私の場合)

看板

2010-07-15 | ニュース
昨日また交差点で事故があったようだ。そういえばちょっと音がしたような気がするが、出て行ってみることはしなかった。
今朝になったら、こんな立て看板が立っていた。
それから数時間後(午後3時頃)、おばさんとお巡りさんが立て看板の所でしばらく話をしていた後、看板は取り外された。
随分早く目撃者が現れたもんだ。

遠来の旧友

2010-07-13 | 出来事
昨日、高崎から学生時代の友人が来た。
その友人と高校時代同級生で、しかも同じ会社に勤めていたという県立大学の教授と3人で教授の研究室で歓談。
夜になるのを待って、市内の居酒屋で談笑。二人とも長野の出身だ。
去年、ひょんな事から知り合った県立大の学生も、長野の同じ市の出身なので誘ってみたらやってきた。
そこで判明したのが高崎の友人と学生は親戚だったということ。学生のお祖父さんと高崎の友人は従兄弟同士だった。学生の母親が生まれて間もない赤ん坊だった頃、彼のうちに何度か父親(学生の祖父)に連れられて来たことがあったそうだ。当時友人は高校生だったそうで、高校を卒業してからは長野を離れたのであまり会ってはいないそうだ。
学生は、鳩が豆でっほうを食らったような顔をしていた。
まさかふるさとを遠く離れたこの地で、自分の親戚で、自分よりも自分のうちのことを知っている人に会うとは思っても見なかっただろう。
世の中、誠に不思議なものである。

今日は教授と友人の3人で市内の酒蔵を見学。車の運転をしなくてもいい友人だけが利き酒をした。利き酒に出された酒はどれもうまそうだった。
午後から講義がある教授とはそこで別れ、友人を鳥海山のよく見えるところに連れて行ってから土田牧場へ。
最後は秋田市のホテルまで送っていった。
明日は子会社の監査の仕事だそうだ。去年は大赤字でこの会社保つかなあ、と思っていたそうだが、今年は円高ユーロ安で、商品が大幅に値上がりして一気に黒字になったそうだ。
任期が今年度までなので、多分来年は来ることがない、と言っていた。


煮梅

2010-07-08 | 料理
昨日、たまたまスーパーで青梅を見つけた。


二袋買ってきた。
早速一袋を開け、洗って皮に針で細かく穴を開け、一晩水につけておいておいた。
今日は弱火で沸騰しないように煮て、ゆっくりと水を差して冷ます。すっかりさまってから40分くらいしてまた煮る。この作業を4回繰り返し、更に水を数回取り替えて渋味などを抜いているところ。

この後、グラニュー糖で味を付ける。これがなかなかの手間だが、何のことはない、手順通りにやるだけで、難しいことはない。
昔近所のおばあさんがよく言っていた言葉に「美味しいものを食べたかったら手間を惜しんではいけない」というのがあった。
そのおばあさんが作った小魚の佃煮は、きれいに内臓を取っていて、すっきりした味だった。

これは去年うちで作ったもの。冷蔵庫から出して蓋を開けてみた。




一年経っても味は申し分ない。
汁は焼酎を入れ、炭酸で割ると美味い。