映画 『最強のふたり』@TOHOシネマズ シャンテ
製作国 フランス
監督 エリック・トレダノ 、オリヴィエ・ナカシュ
出演 フランソワ・クリュゼ (Philippe)
オマール・シー (Driss)
アンヌ・ル・ニ (Yvonne)
公式サイト
最強のふたり - goo 映画
フランスで公開されるや歴代興収記録第3位という大ヒット。フランス国民の3人に1人が観たばかりか、ヨーロッパ各国でもNo.1ヒットを飛ばし、ハリウッドがリメイク権も獲得した話題の本作。主人公は体が麻痺して車椅子生活を送る大富豪と、スラム出身の黒人青年。クラシック音楽を愛し、現代美術に造詣が深い富豪と、アース・ウインド&ファイヤーが好きで会話も下ネタが多い青年。歳も趣味も性格も、育ってきた環境もまったく違う2人だからこそ、利害関係のない人間同士の友情が生まれたのだ。
ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス(オマール・シー)。もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)。何もかもが正反対のふたりが、パラグライダーの事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。
事故で首から下が麻痺した大富豪フィリップ、もうひとりはスラム街出身で無職の黒人青年ドリス、歳も趣味も性格も、育ってきた環境もまったく違う2人が出会い男の友情が生まれる。
夜寝付けずに呼吸が苦しくなったフィリップを車椅子に乗せて深夜のパリを散歩するドリス、自分ならその方が気晴らしになりよく眠れそうだと思っての行動だろう。
車イスごと後ろから乗り込めるバンタイプの車もフィリップは荷物じゃないんだと、使ってなかったマセラッティの助手席に載せてパリの街をブッ飛ばす。
介護の事など何一つ知らなくても障害者に同情するのでなく、同じ人間として付き合う爽やかさが心地よい。
障害者と介助者、大富豪と無職の黒人青年、養女と養父、スラム街の低所得者、ゲイ、などなど、いろんなテーマがさりげなく取り上げられているが重過ぎもせずユーモアとエスプリを効かせたサラリとした語り口で後味も良い、もう一度見直したくなる作品だ。
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製作国 フランス
監督 エリック・トレダノ 、オリヴィエ・ナカシュ
出演 フランソワ・クリュゼ (Philippe)
オマール・シー (Driss)
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フランスで公開されるや歴代興収記録第3位という大ヒット。フランス国民の3人に1人が観たばかりか、ヨーロッパ各国でもNo.1ヒットを飛ばし、ハリウッドがリメイク権も獲得した話題の本作。主人公は体が麻痺して車椅子生活を送る大富豪と、スラム出身の黒人青年。クラシック音楽を愛し、現代美術に造詣が深い富豪と、アース・ウインド&ファイヤーが好きで会話も下ネタが多い青年。歳も趣味も性格も、育ってきた環境もまったく違う2人だからこそ、利害関係のない人間同士の友情が生まれたのだ。
ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス(オマール・シー)。もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)。何もかもが正反対のふたりが、パラグライダーの事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。
事故で首から下が麻痺した大富豪フィリップ、もうひとりはスラム街出身で無職の黒人青年ドリス、歳も趣味も性格も、育ってきた環境もまったく違う2人が出会い男の友情が生まれる。
夜寝付けずに呼吸が苦しくなったフィリップを車椅子に乗せて深夜のパリを散歩するドリス、自分ならその方が気晴らしになりよく眠れそうだと思っての行動だろう。
車イスごと後ろから乗り込めるバンタイプの車もフィリップは荷物じゃないんだと、使ってなかったマセラッティの助手席に載せてパリの街をブッ飛ばす。
介護の事など何一つ知らなくても障害者に同情するのでなく、同じ人間として付き合う爽やかさが心地よい。
障害者と介助者、大富豪と無職の黒人青年、養女と養父、スラム街の低所得者、ゲイ、などなど、いろんなテーマがさりげなく取り上げられているが重過ぎもせずユーモアとエスプリを効かせたサラリとした語り口で後味も良い、もう一度見直したくなる作品だ。
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