BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

映画 『しあわせの隠れ場所』

2010-03-11 18:35:42 | 映画
 映画 『しあわせの隠れ場所』@品川プリンスシネマ

製作国:アメリカ

監督: ジョン・リー・ハンコック

出演: サンドラ・ブロック 、 ティム・マッグロウ 、クィントン・アーロン

一度はホームレスになるなど過酷な少年時代を過ごしながらも、
ある家族との出会いによって自らの才能を開花させ、ドラフト1巡目指名で
NFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の感動の実話を
サンドラ・ブロック主演で映画化。

 サンドラ・ブロックはこの映画でアカデミー主演女優賞を受賞した。

オフィシャル・サイト

しあわせの隠れ場所 - goo 映画





 実話に基づく映画、
テネシー州メンフィスに住む裕福な暮らしをする白人一家と偶然に出会った黒人少年
マイケルと名乗るその少年を放っておけなくなり、ひとまず自宅へ彼を招き入れることに。

マイケルは父親の顔も知らずに育ち、母親とは引き離され、住む場所や学校も転々とする
劣悪な境遇に置かれていた。

そんな彼に、はじめは憐れみだけを感じていたリー・アン(サンドラ・ブロック)。
しかし、マイケルの瞳の中に輝きを見つけた彼女は後見人になると決心し
自分の部屋と教育の場を与え、改めて家族の一員としてマイケルを迎え入れるのだった。

またリー・アンはある時、大柄でありながら敏捷な肉体と仲間を危険から守る保護本能に
秀でた心を持つマイケルにアメリカン・フットボールの才能を見出す。

こうしてアメフトに取り組むマイケルはたちまちその能力を発揮し、
一躍注目選手として成長していくのだが…。


テネシー州メンフィス、
今も人種により格差の残る町で裕福で敬虔なクリスチャンの白人家族
一方子供の頃から過酷な運命を生きてきた黒人少年との出会い。

黒人少年に救いの手を差し延べたつもりが少年の無垢なひたむきさに
逆に人としての在り方を教えられ生き方を変えていくリー・アンと家族。

裕福な白人社会から嫌味を言われたり、差別的な攻撃を受けても
まったく怯む事無く少年を我が子として受け入れようとするリー・アン。

 絵に描いたようなヒューマンドラマだが実話だという。
この設定が逆なバージョンを描いたらどうなるのか
裕福な黒人家族、みじめな暮らしをする白人少年、手を差し延べる黒人家族・・
この方がドラマチックなような気もするが・・・。




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4 コメント

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 (とらねこ)
2010-03-23 02:52:57
tatsuさん、こんばんは
自分は個人的に、人々の心が温かさ、優しさについついほだされてしまって、涙・涙・・・という感じでした。
あとやっぱり、キャラクターの描き方がすごく上手な作品だったなあ、と思います。
サンドラ・ブロックが本当に最高!だったのもすごく嬉しかったです。
返信する
とらねこさんへ (tatsu)
2010-03-23 09:37:11
とらねこさん、コメントお返し有難うございます。
皆さん大体同じ感想だと思います、
自分はかなりひねくれた感想を持ちました。

実話なので現実なのですが、
映画自体が白人目線で描かれているように思いました。

上から目線を感じて
自分が黒人ならあまり良い気持ちにはなれないのではと思いました。
返信する
白人(セレブ)目線 (de-nory)
2010-03-29 18:29:14
tatsuさん。コメントいただきましてありがとう。

おっしゃること、わかる気がします。
私も上から目線をすこし感じました。
だけど、心の触れ合い方を非常にうまく描きあげていたように感じます。
そんな感じがとてもよかった印象を持ってますよ。
返信する
de-noryさんへ (tatsu)
2010-03-29 20:37:38
de-noryさん、コメントお返し有難うございます。

この映画と、前に見た「私の中のあなた」のコメントが
多くの方の感想と自分が違うと感じました。

かなりひねくれた感想を持ち素直に泣けませんでした。
返信する

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