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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 557  原因不明の腹痛

2007-04-02 | PCRT(心身条件反射治療)
前回紹介したインフルエンザの小さなご兄弟。翌日の土曜日に2回目の来院した際には熱は平熱に下がっていた。

1回目の治療後20時間以内に下がるとでて、二人ともその通りに翌日には平熱になった。セキもだいぶ治まり、タンが少し出るくらいである。子供は治りが早い。成人みたいにつまらないことをあれこれと考えないのがいいようだ。

土曜日の新患。20歳代後半の男性。数週間前から右足首の痛みをかかえていた。専門医で「捻挫」と言われシップをしていた。捻挫をするような外傷も記憶にない。これと言った原因が特定できない。

触診すると「前脛腓靭帯」に高度な圧痛があった。関節の動揺はない。屈伸痛と正座で疼痛が増発する。歩行痛もある。AMCT治療後は80%の改善率である。胃経の経絡ブロックがあった。

仕事、上司、部下の狭間でいろいろ悩んでいたらしい。開放したら即座に痛みは無くなった。屈伸痛なし。正座もできる。力学的な捻挫ではなかった。シップでは治るはずがない。

治療後、胃経の経絡ブロックの説明をする。患者さん「じつは、足首が痛くなるのとな時くらいに、左の腹部が痛くなり、お医者さんで見てもらったのですが、特別以上がなく、便秘気味だからそのせいでしょうっていわれました。なんだか、お腹まですっきりしました。」便秘薬を処方されたが、やはり効果はなかった。

胃経の経絡と足首や腹部の問題が一致する。最近、仕事上の人間関係が上手くいかず悩んでいたらしい。その悩みが「胃経」の経絡のエネルギーを遮断し、その経絡上の足首や腹部に問題を起していたらしい。

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