木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 573  会社へ行きたくない

2007-04-21 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の新患。今週の日曜日に靴を履く際に腰を捻りギックリ腰になった。ふんだんから腰は重かったらしい。

その後、整形外科、整体、カイロ等に治療に行き主だった改善はなく、昨日も、膝に手をあてて腰をかがめて入ってきた。屈伸痛が酷い。座位から立位への動作ができない。

本人は靴を履く際の捻ったのがいけないといっている。確かに捻ったのがいけないかもしれないが、それはキッカケである。普段から腰が重く、曲げ伸ばしに痛みがともなっていたことを指摘すると納得した。

ギックリ腰はいつ起きてもおかしくない状況にあった。靴を履く際に捻ったのは原因ではない。話を聞くと、運転手のため長時間の座位の姿勢が辛く、腰も痛く感じるとのことである。長時間の座位がいけないとも思っている。

検査をする。座位で反応しない。自分の車にも反応しない。会社の車に反応する。仕事にも反応する。本人も薄々気がついている。仕事が辛いことを指摘すると納得し、「実は、仕事が辛くやめたいのだが、なかなか言い出せず迷っています。会社に行きたくない。」と返ってきた。仕事の鬱積した感情が「腰」に代弁させているだけのことである。

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