木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 577 お酒が恐い

2007-04-26 | PCRT(心身条件反射治療)
「饅頭恐い」落語にある饅頭恐いは、相手を言葉巧みにだまし、大好きな饅頭を食べる話である。

酔って階段を踏み外し転倒し、頚部、背部痛、腰部を強打し全身の痛みで他医で治療を受け、回復したが何となく全身の張りがとれず、最近、背伸びをして高所のものを取ろうとしたとき背部を傷めて来院した。

検査をすると階段から転倒した際の治療が不十分で、全身の緊張が取れずそんなときに背伸びをするから痛めたのだが、本人は以前の転落時のケガは直ったと思っている。

確かにキズ(外傷)は治っているが「心」の傷は治っていない。深く探っていくと、過去にもお酒を飲んで苦い経験をしている。その苦い体験が尾を引いていて今回の酔って階段を踏み外したことにつながった。

そのときの感情がお酒を飲むと全身の緊張をまねき、自分では酔っていないと思っているが動きや思考力を鈍くする。そのことを話すと「そうなんです。お酒をお飲むのが恐いんです。」と返ってきた。

過去の苦い経験(感情)を払拭して楽しいお酒を飲みたいものです。小生は苦い体験をお酒で、よくまぎわらしている。先生方のみ過ぎないように。(笑)

拳骨