木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 558 過去と将来のマイナス

2007-04-03 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の二人の新患。一人は男子大学生の「首の痛み」 もう一人は40歳代前半の男性の「右肩の痛みと右下肢の痛み」である。

学生の患者さんは中学よりスポーツを行った後に首が痛くなり、動かなくなる。中学、高校とサッカー部に在籍し、そこそこ活躍した選手である。現在は、気の会う仲間と時間を作ってサッカーを楽しんでいる。

サッカーをした後に、どうしても首が痛くなり、右も左も動かなくなる。1,2週間すると治る。過去に整体やマッサージ、整形外科などで治療を行うが改善せず諦めていた。

治療を進めていくうちにでてくるのは、過去のトラウマがあった。特に高校2年生のときのサッカー部の出来事である。3年生の二人の先輩との出来事がトラウマになり、その感情が開放されず引きずっていた。治療後は痛みも動きも改善した。何年かぶりの開放感ということであった。


も一人の男性。2週間前から右下肢(三頭筋)の痛みと張り感があり、歩行痛、立位姿勢の痛みがあった。3,4日前から右肩の痛みと可動域の制限でてきた。いわゆる四十肩である。

この患者さんは、最近の仕事と、私生活の将来的な不安や心配事が出てきた。仕事の価値観が変わってきて先行きが何となく見えてきて、このままでいいのかと言った不安があった。

また、私生活でも、毎日同じことの繰り返しで何の刺激もなく過ぎていくことが物足りず、このままでいいのかと言った感情があった。いずれの患者さんも、過去のマイナス感情と将来のマイナス感情が影響した症例である。

インフルエンザの小さな兄弟。昨日3回目の治療で終了。両方とも熱、セキ、鼻水なし。元気な笑顔が戻った。タミフルを使わずとも改善する。

拳骨