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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 563  足関節捻挫

2007-04-09 | PCRT(心身条件反射治療)
今日来た新患。小学6年生。昨日、野球の試合中に相手選手と接触し足関節を捻った。来週の日曜日にまた試合があるので、できたらでたいとのことである。

捻挫の程度から行くと「1度」である。捻挫そのものはたいしたことではない。治療後は屈伸痛、歩行痛もなくなり何とか週末の試合には間に合う。しかし、心理的な部分で不安が残っている。

捻挫の場面でかなりの緊張感が残っている。このまま運動をすると捻挫の再発や他の部位のケガにつながることもある。スポーツ選手なら一度や二度は体験したことがあるはずである。

試合前の緊張や、今日の審判はいやだな、今日の対戦相手は苦手だなとか、思うと怪我をしたり、思うように能力を発揮できないことがある。経験したことがあるはずである。

ケガをしたときの悪いイメージが感情的に残っていると身体エネルギーのブロックが起こり、緊張を強いられる。そんなときは体がいうことを聞かない。動きは悪くなり、当然ケガもしやすくなる。

小学6年生でも大人でも同じである。開放するとうそのようにその場で緊張が取れる。治療後は蛸のようにくにゃくにゃになる。小学6年生でも体が硬く、体前屈をするとできないような爺さんのような子供でもできるようになる。

お母さんいわく「先日、学校で体力測定があり柔軟性がなく年寄りみたいだといわれた。生まれて一度も床に手を突いたことがない。体が硬いんです。どうしてですかね?」ストレッチングをしても一次はよくなるが直ぐ戻る。「こころ」も硬くなっているのだろう。

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