木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 560 上手くなければ面白くない

2007-04-05 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の新患。慢性腰痛の患者さん。仕事中や朝の起床時、洗顔時に腰部を前屈すると痛くなる。車の乗り降りの際も増発する。

仕事中の中腰も痛くなり、ときおり休憩しながら仕事をする。整形外科や整体で治療するが改善しない。合いも変わらず「骨盤の歪み」「骨と骨の隙間が狭い」などといわれて、いわれるままに治療を受けていた。

AMCTの治療後は前屈、伸展が楽になり痛みがない。患者さん「骨盤の歪みが原因でないのなら、何が原因なんですか?」 ずばり「それは、感情的なストレスです」PCRTで検査をする。

意外と仕事に反応がでなかった。プライベートの部分に反応した。「姿勢」「長時間」「座位」この時点で、何か思い当たることはありませんか? 患者さん「ここのところ、毎週末スノーボードをするために長距離の運転をしています。なるほど、長時間の運転がいけないのですね?」

機械論的なそういうことだが、もう少し深く探る。「上手くなりたい」「下手では面白くない」がでてきた。患者さん「どうせ滑るのなら、上手くないと面白くない。彼女にも教えられないから。」しかし、現実には上手く滑ることができず悩んでいたらしい。そんな気持ちで毎週末、長距離で運転をしていたらしい。原因がわかって納得していただいた。

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