使用キット タミヤ ミリタリーミニチュアNo.59 (商品コード35059)
制作期間 2016年1月23日~1月30日
製作記事 その1 その2 その3 その4 その5 完成です!!
総評・備考
第二次大戦中のソ連を代表するT34中戦車は、ガルパンにおいてもT34-76およびT34-85がプラウダ高校の中心戦力として活躍する。T34-76の劇中車は、1942年から1943年にかけて生産された「ナット」と呼ばれる六角形状の新型砲塔を使用するタイプの1943年型に該当する。「ナット」に良く似た六角形状の「フォルモチカ」と呼ばれる砲塔のタイプもあるが、劇中車の砲塔「ナット」は外周部と上面との間に継ぎ目があり、「フォルモチカ」には継ぎ目が無い。前者のキットでは砲塔と天板が別パーツになっており、後者のキットは砲塔が一体成型パーツになっているので、見分けるのは容易である。
公式キット(下のキット一覧の1)は劇中車に形状がほぼ一致する1942年型のドラゴン製品(下のキット一覧の6)を用いており、転輪も劇中車仕様に合わせてあるので、最低限の改造でガルパンの雰囲気に仕上げることが出来る。
適応キットも複数のメーカーから幾つか出ているが、劇中車に合わせて作る場合には砲塔形状と転輪のタイプを合わせる必要があるほか、車体各所の細かい特徴を全て合わせる作業が追加される。1943年型のキットが多く、中にはコマンダーキューボラ付きのものがあるが、これはコミック版「フェイズエリカ」に登場する継続高校チーム隊長トウコの搭乗車の型であるので、そちらの仕様で作ってみるのも面白いだろう。またAFVクラブのキット(下のキット一覧の10)はフルインテリアキットで、内部構造もすべて再現されている。
公式および適応キット一覧(2021年10月現在) 黄帯が今回の使用キット