ガルパン同人コミック「フェイズエリカのこぼれ話」に登場するBC自由学園チームの作中車をこれまでに2輌作りました。ボルドーの搭乗車M5A1スチュアート、ムールのオチキスH39でした。続けてもう1輌、作ってみたい車輌がありました。
上図のアンドレの搭乗車、オチキスH39でした。
このアンドレは、アニメ版の安藤に該当するキャラクターかもしれませんが、元ネタはアンドレ・マルローでしょうか。
搭乗車のオチキスH39は、ほぼ全容が描かれて各アングルからの描写も豊富でしたので、模型での再現に必要な情報量が充分に得られました。
オチキスH39そのものはムールの搭乗車をグンゼ産業のエレール製品で製作していましたが、手元にはもうひとつ、ヒットロード製品のキットがありましたので、作り比べての検証を兼ねて2輌目として製作することにしました。私のガルパン車輌制作の通算120作目にあたります。
今回のキットはオチキスH39のドイツ軍仕様で、ロケットランチャーを装備した状態を再現していますが、ロケットランチャーを作らず、ドイツ軍仕様の特徴である砲塔上キューポラを外して本来のフランス軍仕様に戻せば、そのまま作中車になります。
ピットロードのキットの扱い易さ、組み立て易さは既に数多くの軍艦艦艇キットにて熟知していましたので、この戦車のキットも楽に作れるのでは、と期待しました。果たしてその通りで、組み立てガイドも塗装見本図も見易いものでした。
中身です。ピットロードのスタンダードともいえる滑らかな品質と精密な仕上がりの製品です。履帯のパーツも有り難い事に楽なベルト式でした。
ステップ1でベルト式履帯を繋ぎます。ステップ2では転輪を組み立てます。
ステップ1で仕上げた履帯です。瞬間接着剤で丁寧に繋ぎました。
ステップ2で組み立てる転輪のパーツ群です。
あっという間に組み上がりました。パーツの精度も良くて綺麗に組めますのでストレスを全く感じませんでした。
ステップ3では、上部転輪などを取り付けます。
ステップ3で取り付けるパーツ類です。
組み上がりました。ここまで30分もかかっていませんので、楽なキットだなと思いました。 (続く)