ステップ9でラストの工程が終わりましたが、ガルパン仕様への追加工作が四つ残っていました。まずは、上図赤円内に示した右前燃料タンクの固定用円環を2つ自作します。
プラペーパーを細長いベルト状にカットして、燃料タンクのパーツに巻き付けて繋いで円環としました。
架台の上に適当にセットしました。位置が上にズレましたが、まあいいか、と割り切りました。
続いて、二つ目の追加として工作車体前面の予備履帯を取り付けました。履帯の内面を外側に向け、中央に4枚繋ぎ、左右に1枚ずつを並べましたが、これはIS-2の予備履帯と共通です。
三つ目の追加工作は、上図の作中車天板上3ヶ所のペリスコープの覆い蓋の追加です。キットのパーツでは覆い蓋が無いので、プラ板で追加します。
天板上3ヶ所のペリスコープに覆い蓋を設けました。
四つ目の追加工作は、車体前面右側に付く前照灯の減光カバーの追加です。キットのパーツでは普通にレンズのパーツをはめるだけでカバーはありませんので、赤円内の状態に合わせます。
プラ板でそれらしく作って形を適当に合わせました。似たようなパーツがジャンクにあったかな、と探しましたが見つからなかったからです。
以上で塗装前の組み立てとガルパン仕様への追加工作が全て完了しました。今回はイタレリ発の古いズベズダ製品を使用しましたが、タミヤやドラゴンのキットを使った場合は諸部分が作中車に近いので、今回の組み立てにて実施したガルパン仕様への追加工作の幾つかは不要になります。 (続く)