7月15~16日(日~月) 参加者 6名
15日
不安定な天気予報で随分迷ったが 雨マークがないので決行。ところが出発の朝、目を覚ますと本降りでガックリ、それでも出発する頃は小降りになり、あとは運を天にまかせ出発。
途中天気も回復し、6時間の長丁場の運転を鉄人Tom君が頑張ってくれたお陰で、11時民宿の登山口駐車場に到着。昼食を済ませ、表参道の日向大谷から今日の宿泊所の清滝小屋を目指して出発。
歩き始めてすぐに鳥居があり、横に小さなお堂があったので登山の無事を祈念する。七滝沢分岐まではアップ・ダウンを繰り返すが歩きやすい。薄川を何度も渡ると八海山に着くが山とは思えない。弘法大師像が祭られた岩の下から水がチョロチョロでている「弘法の井戸」で水を補給して最後の頑張り、ここまで来ると小屋はもうすぐで、ログハウスの立派な小屋に着く。
この小屋は管理人が亡くなって今は無人で避難小屋となっている。トイレも新しく水洗で炊事場も立派で快適、早速持ってきたシュラフをセットして夕食に取り掛かる。他の登山者はテントの地元の若者2名だけでした。
16日
秩父山地の北端にある標高1723mの両神山の頂をめざして出発。
七滝沢合流を過ぎ、産泰尾根にでると鎖場がはじまるが皆余裕でクリアして大きな横岩に着く。急斜面を登れば神社に着く。最初に目についたのが狛犬でなく山犬(オオカミ)の石像、秩父地方の神社に多いらしい。
2等三角点のある狭い山頂は、ここでも貸し切り状態で、堪能するまで写真を撮り、岩を楽しむ。途中で見えた富士山も山頂からは雲がかかって望めなかったのが残念。
岩場を注意しながら下山して小屋に戻り、恒例になったティータイムを楽しみ両神山を後にした。
所々でロープが張られ色々の事情で白井差コースには入れないようになっている。
花は少なかったが、沢沿いに群生した蟹の爪の形をした葉で、初めて見る白い花の名前の分からない植物もあって、帰宅して調べてみたが解らなかった。
岩を楽しみ、釣人にも会って釣果の大きな秩父イワナを見せてもらい、山岳信仰の山らしく数多くの石仏、石碑、丁目石が目を引き、鳥の鳴き声が何時も聞こえているという自然豊かな山でした。