サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

丹沢山

2013-07-25 19:55:33 | ふじ

平成25年7月21日(日)~23日(火)
参加者  6名

 「高峰山」・「谷川岳」・「武尊山」に2泊3日でテント泊登山をしようとしたが、今回も不安定な天気予報、前日になって天気の回復は望めないなという事で、急遽 予報がまずまずの神奈川県の丹沢山に変更する。丹沢山塊の最高峰「蛭ヶ岳」の最短コースという事で人気の南側登山ルートではなく、北側から避難小屋利用での裏丹沢コース(一部分東海自然歩道)を選択し、情報収集も中途半端のままドタバタで急遽出発する。

 1日目 7/21(日)
 相模湖ICを出てからスーパ-マーケットで食糧を買い出しし、車で登山口方面に向かっていると下山してきた4人の格好いい若者に出会い登山口・登山コースの情報を得て進入禁止のゲート直前の道路脇に駐車できた。ここで早目の昼食を済ませ、林道を歩き始める。
 治山工事中の現場辺りで、このコース20回目という下山中の地元のベテランに「黍殻(キビガラ)避難小屋」と「水場」の情報確認をする。さらにその後出会った2人ずれから登り上がった分岐を左に行けば小屋があるはずと言われ、長い急登を登り切りやっと小屋との分岐にでる。
 小屋には大きなストーブが中央にあり窓は2重窓になっており、トイレも水洗で綺麗で避難小屋として申し分なし。窓を開ければテーブルがいくつもセットされた大きな草広場があって気持ちいい。到着後、男性群は「黍殻山」の麓にある「水場」に行き水確保。その水は冷たくて美味しい事。汲んできた谷水でレトルトカレーを温めて夕食。19時前シュラフをセットし就眠する。

 2日目 7/22(月)
 天気は申し分なし 東海自然歩道の「八丁坂の頭」を過ぎ「姫次」に着くと、目の前に雄大な「富士山」が飛び込んできた。「富士山」を堪能した後、大きく下ると以前小屋があった「水場」のある「原小屋平」に着きTom君が水確保に行ってくれる。またこの水の美味しい事。植生保護の為に作られた木道が続き、丁度良い高さで歩きやすい木階段を長々と登り上がると、丹沢山塊の最高峰で日本百名山の「蛭ヶ岳」に到着。
 こざっぱりして綺麗な「みやま山荘」でビールやジュースで喉を潤おし、コーヒを飲みながら至福のひと時を過ごす。帰り「原小屋平」の「水場」に寄って再度水を確保する。その後「鹿がいる!」ヤブの中にうずくまって怪我をしているのか近づいてもじっとしている。写真を撮って鹿とお別れ、その後直ぐに尻尾を震わせて威嚇するマムシに出会い皆飛び上がる。
 「黍殻(キビガラ)避難小屋」戻ると小学3年の男児と父親が昼食中。この子が完璧な装備で一人前の「山ボーイ」。これから「蛭ヶ岳」を越して「丹沢山」まで行き小屋泊りとのこと、時間からいってハードなスケジュールである。食事を終えた二人は出発、子供は元気いっぱいだ。
 昼食後、今度は女性群も一緒に近くの「黍殻山」に登ってから「水場」迄行って水確保、谷水で顔を洗うがこれが気持ちよい。夕食は親子丼、夜中に鹿の鳴き声がしたり、コオロギが入ってきたりした2日目の小屋泊まりでした。

 3日目 7/23(火)
 朝一で下山 7時半には駐車場に着く。此のまま帰るのも勿体ないと、諏訪ICで降りビーナスラインへ、新聞に紹介されていた霧ヶ峰高原の「ニッコウキスゲ」を見に行く。群生地では観光客でいっぱい、高原全体をオレンジ色に染め上げた「ニッコウキスゲ」は圧巻でした。

 天気が不安定なこの時期、3日共まあまあの天気で、雨に降られることもなく行けたことはラッキーでした。今回も、鉄人Tom君に荷物持ちでお世話になり感謝、感謝。