家の中は物があふれて、使っていないものは処分したいのです。
夫や息子に使わんものは処分するように言うんだけども、彼らには宝らしいので片付かない。
自分の物はポンポンと捨てるけれども、唯一捨てられないものがある。
それは、ぎこまめの母方の家にあったもので、木箱に昭和八年と書かれたものや大正五年と書かれた木の器。
器は欠けたり漆がめくれたり劣化したものも多いが、器も木箱も長年経過してるのに虫食いが全くないのです。
木箱は捨てずに何かに再利用したいし、器は手入れが大変だけども、使えそうなものは残して使いたい。
それと厚みが薄い三枚の盃。欠けたり修正の跡があるが。
とにかく木が薄いので扱うのが恐い。
これは驚くなかれ、明治九年と木箱の蓋の裏に記されてたのだが、木箱がバラバラになっていたので、今の居住地に引っ越すときに盃は残して木箱は捨てたので、明治だという証拠が残っていない。
何も残さないというのは先祖代々の生活の跡が消えてしまうので、捨て過ぎるのは良くないなと、今更ながら。
年数が経ってもずーっと息をひそめて出番を待ってたかのよう。
味わい深い古き良きものは、大切にしたい。
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