母が小さくなって私の元へ帰ってきた。
「あんたはね、旦那さんにもっと優しく、大事にせないかんバイ!」
と言われたのは、二か月程前。 会う度に言われるのだが・・・。
いつもなら、「気が短いのはお母さんに似てるのだから、しょうがないやん」と、
言い返すのだが、母がもう長くはないのが分かってたから、
「うん、分かった、優しくするよ、
ちゃ~んと大事にしてるから心配せんで良いよ」と素直に答えた。
母とは、口げんかではなくて意見が合わないで衝突する事が多かった。
お互いどちらも我がままで性格が似ていたので、そうだったんだろう。
それに、母に甘えたくて、わざとに反抗して自分に気を向けさせていたのだ。
いい年をして、可笑しいかもしれないが、そうなのよ。
今、凄く寂しくてたまらない。
でもやっと、母を一人占めに出来るようになった。
「あんたはね、旦那さんにもっと優しく、大事にせないかんバイ!」
と言われたのは、二か月程前。 会う度に言われるのだが・・・。
いつもなら、「気が短いのはお母さんに似てるのだから、しょうがないやん」と、
言い返すのだが、母がもう長くはないのが分かってたから、
「うん、分かった、優しくするよ、
ちゃ~んと大事にしてるから心配せんで良いよ」と素直に答えた。
母とは、口げんかではなくて意見が合わないで衝突する事が多かった。
お互いどちらも我がままで性格が似ていたので、そうだったんだろう。
それに、母に甘えたくて、わざとに反抗して自分に気を向けさせていたのだ。
いい年をして、可笑しいかもしれないが、そうなのよ。
今、凄く寂しくてたまらない。
でもやっと、母を一人占めに出来るようになった。