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このベケット書店出版責任者さんの名前や細かい設定が決まっていませんでしたが、
名前はハロルド・ベケットさんで、
社長さんの娘婿さんという事までが決定しました。
ハリソンさんにネチネチと絡んで、
ハリソンさんが背中を押してほしい方向へは決して押さずに、
No, on the contrary, ハリソンさんを絶句させ、
書いてるこっちまで不愉快になって来たくらいなのでしたが。
…御覧になっていた方々はいかがでしたでしょうか?
でも本当は、書店内の方針に対して彼なりに心を悩まし、
結果、ハリソンさんには心を鬼にして接していたようで、
ここでハリソンさんと本当に心が通い合ういいきっかけになり、
実はソウルメイトだったりとかして、
ハリソンさんの、それからこの人自身の運も開けてくればいいのですが。
でもそうなると今度は、
ハリソンさんと初代トリストラム・シャンディさんとの間で、
次第に進路が食い違って来て、最後にはかなりハードな争いとなる予感が ――。
読者には各所で散々、
「 予想してみて下さい。 」
と促しているローレンス・スターン聖下も、 「 トリシャン 」 と 「 怪奇 」 が結び付くとは、
思っとらんかったでしょうな。
実際、聖下が書いたお話では、いくらごたまぜ小説と言われても、
ホリー・ウォルポール兄貴がゴシック・ロマンスのジャンルを発明した時期と同じくしていても、
そっちの要素は入っていないようだしね。
ホリー・ウォルポール兄貴の事も、
この物語のホラー要素盛り上げ要員として、
トリシャン批判者の一人としての1回こっきりのゲスト出演者から、
準主役級の一人へと格上げしたんだよな~。
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みたいだったもんね~。
「 お前がいったいどんな働きをしたというのか? 」
なんて言われたりとか、
現領地を没収されて、代わりに欲しいだけやるからこれからどこどこを攻めろとか…。
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人前で手すりに頭押さえつけられて、
光秀神経症状…あれよりはマシだったってゆーか。
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ドMなのか?
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反応が違っていたの。
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今は、水道橋で出会った美形の方がそっち方面で妖しげだと思う。
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ハロルドさんとハリソンさんの話の続き。