漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

この心の旅路の始まり

2011年02月05日 15時27分07秒 | 第19話/真の才能

Copyright © 2011 gmprogect All rights reserved.

* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 そういえばこの話、フランス・カレー市の英国ホテルへと、
マー坊が就活に来て、ハリソンさんが飛び起きる所から突然始まっていたのでした。

 で、今日のアップ分からそもそもの元に戻って、
ハリソンさんがフランス・イタリア旅行に出発する所が描かれる事となります。

 ジョージさん、ベルギーでは、15世紀の画家ファン・アイク兄弟が描いた祭壇画の実物を見て、
パリで仲良くなったウォルポールさんとその話で盛り上っちゃうのかもしれません。

 エリーズさんが最後のコマで言っている近所のレース工房のオーナーさんって、
ランズバーグさんの事なんでしょうな。
ランズバーグさんはウォルポールさんと仲良しなので、
ジョージさんは紹介してもらえたって事なんでしょう。

 シンプソンさん一家もヨーク州にあるジョージさんの家へと
ハリソンさんと一緒に来ているのでした。
1コマ目の子供2人は、13話にも出て来たマイケルっちとべリンダさんとの子供達と飼い猫カンデイ君です。

 べリンダさんとエリーズさんは、
出身階級も商家の娘っ子と同じ、話のテンポが合いそうなので、
フツーの人達よりは高尚な内容なのかもしれないけれど、
町方の奥さん達の井戸端会議と大して変わらないノリで、
菓子+紅茶同伴で、飽きもせずに何時間でもキャッキャとお喋りするんでしょう。
そして、まいけるっちさんはそれを横目でウザそ~に眺めながら、
本か雑誌か新聞でも読んでるんでしょうな。

 ところで、初代トリストラム・シャンディさん、
先週は、大理石模様のカーテンの陰に隠れて声のみの出演でしたが、
本当の姿はどうなんでしょうか?

鼻がぺちゃんこだから出たく無かったって事なんでしょうか?
それとも、顔なんてどーでもいーけど、
積年の心の傷が癒えずに引きこもりだからとか?

 …でも、それならなぜハリソンさんの行動を逐一知ってるかのような事言ってんでしょうか?

 今話の最後にもう一度出て来てくれるかもしれませんが、
カラーページの左手以外にも一部でいいから見せてほしい物です。


 今日の続きは明日。

この記事についてブログを書く
« 私だけの救世主として彼は生... | TOP | 旅費は渡りに船で »

Recent Entries | 第19話/真の才能