漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

旅費は渡りに船で

2011年02月06日 19時07分28秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



  ハリソンさん、甥のジョージさんのお陰で節約旅行ができそうですが、
帰国後、テルソン銀行ロンドン本店から借り越し分のご入金催促状が来てしまうのでした。

 …ホント、ハリソンさん、お人好しな上に、真面目で努力家で几帳面な一方で、
鷹揚で大雑把という矛盾した面を併せ持つもんだからこうなる。
―― そういう所も、初代トリストラム・シャンディさんに見込まれて、
2代目を託されてしまった理由なんでしょうな~。

 ジョージさんの至れり尽くせりの親切が、
ハリソンさんをナポリの乱痴気城へと向かわせ、
不幸なアルドンサ姫とめぐり逢わせ、
「 ラ・マンチャの男 」 役を引き受ける事となり、
続いてローマでは大騒動を引き起こして、
〈 ローマの水戸光圀公 〉 に助けてもらう羽目になるのでした。


 じゃ、ローマの助さん格さんも出て来るって訳?

 ♪ じーんせい楽ありゃ苦はいらねー ♪
若いお姉さんのお色気入浴シーンも欲しい所だに。



 次回の更新は2月12日 ( 土 ) ・ 13日 ( 日 ) の予定。

ベケット書店のキツ~イ店員さんとハリソンさんとの和解の話です。 

 


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