印象に残ったので、メモしておいたのだが、
泉鏡花の、確か「白い下地」だったと思う。
“近来は穿きたて(はきたて)の白足袋が硬く(こわく)見える女がある。女の足が硬く見えるようでは、其の女は到底美人ではない。白い足袋に調和するほどの女は少ないのである。美人は少ないからだ。”
いつの世にも、
“近来は、近頃は・・・XXXである”
という思い&言い回しがあるのものだ。
英語の本を書く時、最初の花街の本だったから、
一気に物凄い量の資料を一気に集めた。
幸い、地元新聞社や資料館の方々の協力で、
膨大な量の昔の新聞をコピーしてくださった。
(当時、出会ったばかりの方なのに、親身に協力してくださって、
本当にありがたかった。今も、お付き合いさせていただいている)
昭和20年前半の新聞によれば、既に、
「近頃の若い芸妓や舞妓は・・・」という
明治生まれの人のご意見があり、
あらら、当時の若い芸妓や舞妓って、大正末/昭和初期の人?
ということは、今の20代の人たちも、50年後は、
「今の若い人たちときたら・・・。私たちの時は、ねぇ、・・・」なんて
言うのかもしれません。
歴史は繰り返す、のは本当なのね。
泉鏡花の、確か「白い下地」だったと思う。
“近来は穿きたて(はきたて)の白足袋が硬く(こわく)見える女がある。女の足が硬く見えるようでは、其の女は到底美人ではない。白い足袋に調和するほどの女は少ないのである。美人は少ないからだ。”
いつの世にも、
“近来は、近頃は・・・XXXである”
という思い&言い回しがあるのものだ。
英語の本を書く時、最初の花街の本だったから、
一気に物凄い量の資料を一気に集めた。
幸い、地元新聞社や資料館の方々の協力で、
膨大な量の昔の新聞をコピーしてくださった。
(当時、出会ったばかりの方なのに、親身に協力してくださって、
本当にありがたかった。今も、お付き合いさせていただいている)
昭和20年前半の新聞によれば、既に、
「近頃の若い芸妓や舞妓は・・・」という
明治生まれの人のご意見があり、
あらら、当時の若い芸妓や舞妓って、大正末/昭和初期の人?
ということは、今の20代の人たちも、50年後は、
「今の若い人たちときたら・・・。私たちの時は、ねぇ、・・・」なんて
言うのかもしれません。
歴史は繰り返す、のは本当なのね。