リニアで東京―名古屋40分と午後の森でのんびり40分はどう違うかな。

長野県では、「リニア」の話題がトップニュースになることが多い。
リニア中央新幹線は、東京―名古屋を２０２７年に開通させ、
２０４５年には大阪までの開通を目指す。
東京ー名古屋を４０分、大阪までは６７分、
設計上は最高時速５０５ｋm可能な超電導磁気浮上式リニアモーターカー。
長野県内ルートが３案あり、
経済効果の高い諏訪・伊那谷への迂回ルートを県は押したが、
南アルプスの下を長大なトンネルを掘る直線ルートに決まり、
２０１４年度に着工する。
駅は、品川～相模原市～甲府市大津町の中央道近く～飯田市・高森町周辺～
中津川市～名古屋市の１都5県に1駅づつ設置する。

南アルプス直下、塩見岳と荒川岳の間の２０キロの長大トンネル工事は、難問山積のようだ。
自然保護、水源保護、遺跡保護、南ア特有のもろい地質、
工事道路敷設の影響、掘削土砂の堆積所問題など環境アセスメントに注意を要する。
また、地震、電力不足への対応も慎重な検討を要す。

写真は、南アルプス甲斐駒ケ岳（12／5撮影）。

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