まだ、森にある御柱

蓼科山の麓、雪に覆われた森に８本の御柱がある。
諏訪大社上社の御柱は、３月１１日に伐採され、
山出し、里曳きの後に祀られる。
晴天の今日、２時間ほどをかけて緑の村有志と
全８本の御柱を探訪する。
選ばれて御柱となる樅の巨木。
雪に覆われた鬱蒼たる森の中で
他の木々を睥睨する御柱からは、
巨大な生命力を感じる。

写真は、上社本宮一の御柱。

降る雪に踊る青と赤の炎

寒かった。
久しぶりに雪国にすむことを肌で感じ、
久しぶりに午後から雪となる。
大型灯油ストーブから勢いよく噴出する青い炎と
その上で踊る赤い炎。
目に見える炎の温かさは脳みそに伝わる。
灯油ストーブに当たりながら
薪ストーブ特集の雑誌を見る。

くじ引きで燃える御柱祭

茅野は諏訪大社の御柱祭で熱い。
祭りのクライマックスの山出しの木落とし・川越しは、
今年の４月２～４日と９～１１日。
前者が諏訪大社の上社、後者が下社の祭礼となる。
茅野は上社の祭礼エリアで、
上社に曳行する御柱８本のどれをどの地区が
担当するかはくじ引きで決める。
名誉である「一の御柱」をくじで引き当てるため、
何度もくじを引いて最後に残った強運の人が
本番の抽籤式に臨む地区もある。
茅野は２月１５日のくじ引き本番に向けて、
各地区が懸命に運を手繰り寄せようとしている。

蓼科は、今日も晴天で暖かかった。

青と茶に少しの白の蓼科

晴天続きです。
一昨日のめずらしい雨で雪も融け、
北斜面に残る雪以外は、
木々の茶色と緑で覆われ、
カラマツの薄茶の枝が青空に霞んでとけてます。
暖房も大型の灯油ストーブ１台でＯＫ。
予報では来週も晴れ。
除雪ではじまる朝ともご無沙汰です。
ゆっくりと開店前の珈琲を味わってます。

朝の甲斐駒パワー

朝、カーテンの向こうに、
東斜面を輝かせる甲斐駒ケ岳が姿を現す。
均整のとれたピラミダルな山塊が神々しい。
何度見ても息をのむその美しさからは
巨大なパワーが発せられているようだ。