バードウォッチングは、鳥が生きる世界の観察から鳥を知る。

原村境の一本松で行われた
公民館主催の冬の野鳥観察会３回目に
小雪まじりの八ヶ岳エコーラインを走り参加する。
今年の冬は野鳥が少ないそうで
参加者は耳と目を研ぎ澄まして森の中で野鳥の気配を探す。
ホオジロ、マヒワ、シメ、ツグミ、ムクドリ、シジュウカラを見つけ、
カシラダカ、エナガ、イカルの群れに遭遇する。

エサになるメマツヨイグサ、ナギナタコウジュ、オオブタクサ、ヨモギ、
ツルウメモドキの種や実を手に取る。
写真は、ガガイモの種。
古事記には、大国主命と共に国造りをしたとされる少名彦（すくなひこ）が
このガガイモの舟形をした果実のさやの船に乗って来たとあるそうです。
神代の頃から幸運を運んできたように思える。
ガガイモやヨツバヒヨドリの蜜を好むアサギマダラは、
蜜に含まれる微量の毒を濃縮して野鳥に捕食されるのを防いでいると聞く。

午後は、コーヒーをブレンドし、袋詰めし、
東京の常連のお客さんに送る。
いつも会社のお使い物にしていただいて
「好評です」とお聞きしている。

床屋で散髪の後、
縄文の湯に浸かり、夜風に当たり、
バードウォッチングで冷え、
コーヒー発送作業で疲れた体を
熱めの濃い温泉で温まる。

そろそろスキー場オープン、吹雪舞う午後の森。

晴れ、曇り、小雪、吹雪、晴れ、曇りの
定休日。
朝から一日、
時々雪景色を見ながらコーヒー焙煎をする。

そろそろ午後の森周辺のスキー場がオープンする。
７（木）・・・エコーバレー（プレオープン）
９（土）・・・富士見パノラマ、ピラタス蓼科、車山高原、白樺湖ロイヤルヒル、ブランシュたかやま
１５（金）・・・しらかば２in１、白樺高原国際
１６（土）・・・富士見高原、蓼科東急
１２月下旬・・・霧ヶ峰

写真は、人気の野鳥ベニマシコの冬の好物、ナギナタコウジュの種。
ナギナタ状の花穂（かすい）に極小の種粒が無数に入っていて、
強い香りがある。

寒風の中、太陽を蓄える干し柿食べ頃になる。

曇り空の肌寒い一日。
朝一のお客さんは、
小さな折り畳み自転車でやって来た大阪の青年。
アールグレーとスイーツが美味しかったと
帰り際に少し自転車の話しをし、
「また来ますと」大門街道を下って行く。

夕方、八ヶ岳ロードをドライブしながら、
２日に亡くなったはしだのりひこ氏を偲び
スピーカーから流れる「風」のボリュームを上げる。

写真は、寒い「風」吹く曇り日に
太陽の熱を溜め込んだ干し柿。

初干し柿に秋を味わい、冬に備えて煙突を掃除する。

快晴の日曜日。
百目の干し柿のうち小さめの干し柿を取り込み、
食べてみる。
味覚のタイムカプセルのように
冬に秋を味わう。

暖かい快晴の日曜日。
ドライブを楽しむお客さんで
午後の森は賑やか。
でも、冬に備えて焙煎機の煙突を掃除しながら。

夕方、長野県写真連盟主催の「写真県展」を
茅野市民館に見に行く。
帰りに塩坪の湯に寄り温まる。

写真は、三井の森竜神池で見たオオバン（１１／２９撮影）。

諏訪の夜にアンコールのピアノ、３曲も熱く響く。

快晴の土曜日、
予約の天然酵母パンを焼き、
干し柿をウッドデッキに吊るし、
焙煎機のメンテナンスをしながら
店を開ける。

夕方、岡谷カノラホールで開催の
諏訪交響楽団定期演奏会に駆け付ける（写真）。
指揮は濱　一、
ピアノはポーランド政府から世界１００人の芸術家に贈られた
「ショパンパスポート」を授与された横山幸雄。
鳴り止まぬ手拍子にピアノに向かいアンコール３曲を弾く。
入場料千円で上質なクラシックに接することができる諏訪響演奏会は、
１４４６席がほぼ満席状態。