えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

770筆の署名

2007-12-10 | 日記
朝、出勤途上の私に、Nさんからメールが入った。
「出勤したら、来てくれる?」

「はい!770筆あるよ!」
と、Nさんから手渡された署名は、出勤したばかりの私の手の中にずっしりと重みが加わった。

NさんとNさんの家族が、この3ヶ月間に取り組んでくれた署名の実績だ。
ここまで本気で取り組んでくれたNさんの思いには、言葉に表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいになる。
と同時に、自分の中の甘さを感じない訳にはいかない・・・。

 夫がいつも言っていることばが頭に浮かんだ。
「一人だから何もできないんではない。一人の思いこそが大事なんだ。一人の力こそが大事なんだ」という言葉を・・・。

なんでも全力投球の夫の生き方と、Nさんのまっすぐに受け止め、すぐに行動を起こす実直な生き方と・・・。私もおおいに見習わなくてはならないのだが・・・。

 ありがとう、Nさん。
貴女と貴女の家族の思いと、あなたの訴えに応えてくれたたくさんの方たちの思いを、東京高裁に届けて来ましょう!
貴女が東京まで行ってくださると聞いて、さらに勇気づけられている私たち夫婦です。
keiko