えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

友の忠告

2010-11-09 | 日記
「心が伝わって来ない」

友より、そんな忠告の手紙が届いた。

 私や夫のことを真剣に考えてくれているからこその忠告であることは、文面からしっかり伝わって来たのだが、正直私の心境は穏やかではなかった。
でも、投函する前に、私自身
「こんなやり方でいいのかな?」とちらっと頭をかすめたが、その心配を自分で深く考えず強行した結果だった。
まさに不安が的中。それも、友を傷つける形で・・・。

 指摘をしてくれたのは、まだ私を信頼してくれているから。
そう思い、返事を書く前に、何度も友の手紙を読み返した。
そして、書き始めたら・・・
素直に
「ごめんなさい。仰る通りです」と書くことができた。

そしたら・・・
自分の傲慢さや、友への無責任な甘えがあったことなどに気付くことができた。

言い訳はよそう、と思った。
ただ、私の今の思いを書き綴った。
便せん5枚にもなって、そして、また投函した。

友に、私の正直な思いは伝わっただろうか・・・?