えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

久しぶりのモーニングコーヒー

2011-11-15 | 日記
「あんたに貰ってきてあげたよ」

夫が、ぽんとテーブルに出したものは、ホテルに用意されている「コーヒー」だった。

夫はコーヒーは苦手。
「中」で出たチョコレートでさえ、「目に星が飛んで」苦しかったという。

私も、そんな夫と生活するようになって一緒に飲むことはもちろん、一人でいる時も数えるくらいになった。
毎日、朝に、昼に、晩にと飲み続けていた時代に「夜眠れない」なんて無かったのが、最近は体の中からカフェインが抜けきってしまったのか、たまに飲むコーヒーで全く眠れないようになった。
午後や寝る前に飲まなければいいのだろうが・・・。

音楽を聴きながら、朝陽を浴びつつ、新聞をめくりながらゆったりとした気分で味わえるモーニングコーヒーは格別だ。

今朝は、
「無実の人びとを救う全国いっせい宣伝行動」で水戸駅に立った。
朝7時半から1時間の8時半まで。
私にとって、就労中の早朝宣伝は本当にきつかった。
通勤時間35分。どんなに遅くても8時25分には着替えて仕事開始の体制に入らなければならない。
ということは、どんなに頑張っても8時前の20分間が限界だった。
それから「車を飛ばして」向かうあの緊張感・・・。

でも、今は、その焦りがない。
現職の方たちに「片付けはやります。急いで上がってください」と声をかける・・・。

 帰宅して、テーブルの上の夫の置いていってくれたコーヒーが目に入った。
ゆっくり、このコーヒーを飲んでみようか・・・と思った。


そして、音楽はかけなかったが、朝陽の当たる部屋で新聞をめくりながらモーニングコーヒーを味わった。

おいしかった!

夫からは7時47分にメールが入っていた。
「羽田に向かうモノレールのなか・・・行って来る」と。
今日はプライベートで徳島入り・・・。
長年の思いの実現?
でも、準備不足はなかったかな・・・。

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