「ウィンターズ・ボーン」

2011年公開の映画の紹介です

監督はデブラ・グラニック。
ダニエル・ウッドレルの同名の小説が原作の、ヒューマン・サスペンス映画です。
主演・出演は、ジェニファー・ローレンス、ジョン・ホークス、ギャレット・ディラハント、シェリル・リー。

アメリカ中部、ヒルビリーという閉鎖的な習慣が残る村。
17歳のリーは心を病んだ母親と、2人の幼い弟と妹の世話をする毎日です。
父親はドラッグの密造で逮捕され、保釈後行方不明になっていました。
ある日保安官が尋ねて来て、間もなく父親の裁判が行われることを告げ、出廷しなければは保釈金の担保である家と土地が回収されるとリーに言います。。
当てが無いながらもリーは父を探すことを決め、叔父のティアドロップを訪ねますが、門前払いをくらってしまいます。
点々と知り合いの家々を回るも、何か隠されているような雰囲気が漂います。
夜、突然やってきた男性に見せたいものがあると言われたリーは、強引にその場所へ連れて行かれます。
麻薬を製造していた場所で、建物は焼け落ちており父親はそこで亡くなったと言われます。
しかし、止められるのも聞かず焼跡を確認したリーは、ずっと前にあった火事であることを見抜くのです。
その後、ティアドロップが訪ね、ある事をほのめかします・・・

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アカデミー賞では「作品賞」「脚色賞」「主演女優賞/ジェニファー・ローレンス」「助演男優賞/ジョン・ホークス」のノミネートがあります。

撮影はなんと、22日間と短いものだったようです。

リー一家が暮らす家は、リーの幼い妹役のアシュリー・トンプソンが実際に家族と住んでいる家で撮影が行われたんだとか。
劇中に登場する犬もトランポリンも、アシュリーのものだったんですね。

ティアドロップ役はジョン・ホークス。
この映画では、アカデミー賞ノミネートの他、たくさんの受賞とノミネートがあります。
｢マーサ、あるいはマーシー・メイ｣(2013)、｢エベレスト 3D｣(2015)、｢スリー・ビルボード｣(2018)、｢ザ・ピーナッツバター・ファルコン｣(今年2月)など、近年の出演が多数あります。

お立ちよりありがとうございます

有名になる前のジェニファーの作品、やはりオーラがありすぎです