「ケイコ 目を澄ませて」

2022年公開の日本映画の紹介です

監督は、三宅唱。
プロボクサー小笠原恵子の自伝『負けないで！』が原案の、ドラマ映画です。
主演・出演は、岸井ゆきの、三浦友和、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、仙道敦子。

(あらすじ)
『小河恵子　東京生まれ
生まれつきの威音性難聴で、両耳とも聞こえていない
2019年プロボクサーライセンスを取得
デビュー戦　1R1分52秒KO勝利』

2020年。東京、ボクシングジム。
着替えたケイコは、トレーから“コンビネーションミットやろう”と言うボードを見せられうなづきます。
弟・聖司と暮らすケイコは、朝早くにランニングをしてからホテルの仕事に着きます。
年が明け、ケイコの試合を見る母親は観るに堪えず、その後ケイコにいつまで続けるか聞くのです。
時々朝のトレーニングに加わるジムの会長は、雑誌のインタビューでケイコについて話します。
「目が良い」
しかし素質については「ないかも」と笑うのでした。
ある日ジムをたたむことになり、少し休んでいたケイコはメールで知らされます。
ケイコの受け入れ先に、トレーナーは四苦八苦するのでした・・・

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体にかなりよさそうなボクシングですが、
本業となるとしんどそうで、ケイコの母親の気持ちになりますです。

この映画は日本アカデミー賞で、「最優秀主演女優賞/岸井ゆきの」を受賞しています。
他、キネマ旬報ベスト・テンでは、
「日本映画作品賞（ベスト・テン第1位）」「主演女優賞/岸井ゆきの」
「助演男優賞/三浦友和」「読者選出日本映画監督賞/三宅唱」の受賞があります。

ケイコ役の岸井ゆきのは、主演・出演作品が目白押しの女優さんです。
今年31歳なんですね。見えませんです。
主演の「愛がなんだ」(2019)では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
「悪の教典」(2012)、「ピンクとグレー」(2016)、「闇金ウシジマくん Part3」(2016)など、
近年ではこんなに！！！
「やがて海へと届く」(2022)、「神は見返りを求める」(2022)、「大河への道」(2022)、「犬も食わねどチャーリーは笑う」(2022)などの主演・出演があります。

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