ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「MOTHER マザー」

2024年10月11日 | 日本映画
2020年公開の日本映画の紹介です

監督は、大森立嗣。
実際のある事件に着想を得たらしい、ドラマ映画です。
主演・出演は、長澤まさみ、奥平大兼、夏帆、皆川猿時、仲野太賀、
土村芳、荒巻全紀、大西信満、木野花、阿部サダヲ。



(あらすじ)
シングルマザーの三隅秋子は小学生の周平と暮らすも、長く職につけず実家のドアをたたきます。
毎度のお金を貸してほしいという秋子に、妹の楓は貸した金も戻さないと声を荒げます。
大学出の楓には金をかけていると秋子は反論するも、母はもう貸せないと断言するのです。
学校へあまり通っていない周平は大人しく、秋子の言いなりでした。
ある日ゲーセンで知り合った遼と意気投合した秋子は、
しばらくの間社会福祉の宇治田に周平を預けたまま遊び暮らします。
戻るも相変わらず金に困る秋子は、元夫に金をせびるよう周平をけしかけます。
元夫は周平に一緒に暮らさないかと声をかけますが、
「お母さんの方がいい」と周平は答えるのでした。
次第に遼は暴力を振るうようになり、秋子が妊娠していると伝えるも遼は出て行ってしまったのです。
6年後。
秋子は、周平と幼い冬華と段ボールをしいて寝ています。
保護司が近づき、熱がある秋子に声をかけてきました・・・

************************************************
観るのがためらわれて、4年もたったようです。
良く知る俳優陣で、酷い性格ながらも悪人に見えないとはこれ如何に。
すさんだ生活のドラマは最近も観ていまして、
やはりどうしてここまでになるのか不思議でございますよ。

この映画と役が真逆な「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」(2020)と合わせて、
長澤まさみは『アカデミー賞/最優秀主演女優賞』、
『日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 主演女優賞』を受賞しています。
珍しい役どころを決めた理由について、
「この物語を他人事で済ましてはいけない気がして。」
「子ども役の郡司翔くんや浅田芭路ちゃんが切り替え上手だったので、
ひどいセリフを言うことの罪悪感が和らいだというか(笑)」とも。

17歳の周平役の奥平大兼(おくだいら だいけん)も、『アカデミー賞/新人俳優賞』を受賞してました。
映画は他に、「君は放課後インソムニア」(2023)、
PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」(2024)などの主演があります。




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