ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「冷たい熱帯魚」

2023年10月18日 | 日本映画
2011年公開の日本映画の紹介です

監督は、園子温。
実際の事件が基になっている、R18指定のドぎついスリラー映画です。
主演・出演は、吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり。


(あらすじ)
2009年1月。
静岡県富士見市佐伯町。社本熱帯魚店。
後妻の妙子はスーパーでレンジで出来るものばかり購入し、夕食に並べます。
夕食のあと娘の美津子は彼氏からの電話で出かけていきます。
社本信行はその後電話を受け取り、美津子が万引きしたというスーパーに赴きます。
スーパーの店長の怒鳴り声が聞こえ、信行と妙子は神妙な面持ちで中に入ります。
警察に連絡という店長の言葉で信行は「なんとかそれだけは」と震え声で言います。
すると、大手熱帯魚センターの店長村田が入室し、
朗らかにその場をしのぎ信行は村田に感謝の言葉をかけるのでした。
その後、村田は3人を店に招待し、妻・愛子を紹介した後、美津子を働かせないかと持ち掛けます。
更に、妙子を通してビジネスパートナーの依頼を受けた信行は村田を訪問します。
すると吉田という男性がいて、村田から執拗に資金を求められているようでした。
村田が大金をテーブルに乗せた直後、吉田は苦しんで死んでしまいます。
驚いている信行に、人が変わったような村田は強い命令口調で死体の始末を指示するのです。
その後も続く村田のやり口に憤りを感じている信行は、ある時警察から声をかけられます・・・

****************************************************
1993年の「埼玉愛犬家連続殺人事件」が基のようです。
映画も酷いですが、実際の事件も酷すぎます。

日本アカデミー賞では、「最優秀助演男優賞/でんでん」の受賞があります。
他、
報知映画賞・監督賞、
ブルーリボン賞・作品賞、
キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞、助演男優賞/でんでん、
などたくさんの賞を受賞しています。

この映画は園子温監督『家賃3部作』の第一部のようです。

実際の事件をベースとした3シリーズで、他は、

「恋の罪」(2011)
出演:水野美紀、冨樫真、神楽坂恵
※ 1997年/東電OL殺人事件

「愛なき森で叫べ」(2019)
出演:椎名桔平、満島真之介、日南響子
※ 2002年/北九州監禁殺人事件

う~~ん、実話だけに観たいような、観たくないような、観たいような




皆さま、日々のお立ち寄りと応援ありがとうございます
ずっと、スルーしていた映画でございました
スルーし続けても、良かったかも・・

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索画面です
お気軽にご利用を!!

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「COP CAR/コップ・カー」 | トップ | 「イージー・ライダー」 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (over-the-magic)
2023-10-18 07:28:01
実話映画の中では、傑作かはともかく、完成度は高い作品ですね!
殺人鬼のマッドな雰囲気と映画としてのエンタメを両立した作品。インパクト強くて一度見たら忘れません。
返信する
Unknown (maritosi1152)
2023-10-18 08:56:23
解体のシーンしか残ってないです😅
返信する
こんにちは (over-the-magicさんへ)
2023-10-18 14:30:25
レビューの時に実際の事件詳しく調べましたが、
怖かったですねぇ
この映画は映画向けに派手なグロさでしたね
確かに、忘れられません 
返信する
こんにちは (maritosi1152さんへ)
2023-10-18 14:32:06
実は解体のシーンは画面のすみっこを直視してました

なので、残ってないです~~
返信する

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事