ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「黄金のアデーレ 名画の帰還」

2020年10月02日 | 実話をもとにした映画
2015年公開の映画の紹介です

監督はサイモン・カーティス。
実話に基づく名画返還が題材の、ドラマ映画です。
主演・出演は、ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズ。



1998年、ロサンゼルス。
姉の葬儀の後高齢のマリア・アルトマンは、友人に姉の遺言の手紙について弁護士に相談したいと話します。
間もなくマリアを訪ねてきた若い弁護士のランディは、名画返還についての知識はなく、帰りがけ「4度も時計を見ていたわね」とマリアは皮肉を言います。
ところがその時のランディの返答で、マリアは
「過去の記憶を死なせたくない。
裁判に持ち込めるか目を通すだけでいい。」
と手紙の束を、改めてランディに渡したのです。
ランディは手紙を読み、調べて行くうちに目にされていない遺言状が存在する事に気付きます。
更にマリアが返還を希望する「黄金のアデーレ」の評価額を調べると、1億ドルと表示されて驚きます。
ランディはマリアに、ウィーンに行き遺言状を探すと話し、美術品・返還審問会でマリアに発言する事を勧めます。
逃げのびてきた祖国に2度と踏み入れないと断ったマリアですが、幼い頃のアデーレの言葉を思い出し同行する事にするのです。
そしてウィーンに着いたマリアは、辛い過去を思い出していくのです・・・

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この映画で、マリア役のヘレン・ミレンは、全米映画俳優組合賞主演女優賞にノミネートされています。

映画に登場する「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」は、
アーティストのスティーヴ・ミッチェルが撮影用に5週間かけて作成したレプリカのようです。

ランディ役はライアン・レイノルズ。
「リミット」(2010)では、全編棺の中、
「デッドプール」シリーズの主演、
「名探偵ピカチュウ」(2019)ではピカチュウの声を担当、
カメオ出演も多く、幅広い活躍です。
「フリー・ガイ」が今年公開予定です。





皆様、お立ちよりありがとうございます
クリムトの名画に、こんな事実があったとは・・
映画には、多くのことを教えてもらいます
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「ミッドウェイ」

2020年10月01日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1976年公開の映画の紹介です

監督はジャック・スマイト。
ミッドウェイ海戦が題材の戦争映画です。
主演・出演は、チャールトン・ヘストン、三船敏郎、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、パット・モリタ、ジェームズ・コバーン、ロバート・ワグナー。


1942年4月18日。
連合艦隊待機錨地の広島にいた連合艦隊司令長官の山本五十六大将は、中佐から東京がアメリカ軍の爆撃を受けたと聞きます。
同じ頃、ハワイ・ホノルルの米軍太平洋艦隊真珠湾基地では、ガース大佐が日本軍に関する情報入手のため海軍情報局を訪ねていました。
その帰り、偶然3年ぶりに息子であるトム少尉に再開します。
そこでトムは日系の佐倉春子と結婚したいと話し、ガース大佐は驚きます。
しかも春子と春子の両親は翌日本土に送られる予定なので、どうにかしてほしいというのです。
それどころではない状況のガース大佐ですが、知り合いに春子の両親に着いて調べさせ、トムに黙って春子に直接会う事にするのです。
一方『戦艦大和』の艦上では作戦会議が行われ、山本はミッドウェイ沖で一気に制圧する作戦を提案し、その後アメリカ軍は暗号の解読でほぼ『ミッドウェイ』が戦闘会場であることを突き止めるのです。
そして日本では、5月5日に作戦実行の命を下され、アメリカ軍も5月29日に第16機動部隊が真珠湾を出撃します。
ガースは空母『ヨークタウン』の航空司令官として乗り込み、出撃の準備を進めます。
間もなく、太平洋戦争の最大の激戦となった歴史に残るミッドウェイ海戦が、日本が有利のうちに始まるのです・・・

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この映画の戦闘の場面や兵器が登場する場面は、大半が米軍が戦時中に記録した他の戦域の実写フィルム映像だったり、過去に上映された他社の劇場用映画作品からの流用のようです。

ガース大佐役のチャールトン・ヘストンは、「オーメン」の依頼を断っての本作出演なんだとか。

さて、新作の「ミッドウェイ」が現在公開中です。

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンズ、アーロン・エッカート、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイド、豊川悦司、浅野忠信、國村隼





お立ち寄りありがとうございます
かなりリアル感のある映像でした ((( ;゚Д゚))
戦争は怖いです!!
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