健康食品で薬物性肝障害9件 トクホ摂取後の発症例も

2017年08月03日 | 消費者情報
健康食品で薬物性肝障害9件 トクホ摂取後の発症例も
8/3(木) 18:38配信 朝日新聞デジタル
 国民生活センターは3日、健康食品を飲んだり食べたりした後に薬物性肝障害を発症したケース9件が医師から報告されたと発表した。特定保健用食品(トクホ)摂取後に発症した例も1件含まれている。

 同センターは、消費者の事故情報を医師から直接寄せてもらう受付窓口を2014年8月に開設。これまでに179件が寄せられ、そのうち9件が健康食品の摂取で薬物性肝障害と診断されたケースだった。

 発表によると、50代女性は今年1月、トクホの粉末青汁を1回飲み、約2週間後に寒気と頭痛を起こした。健康診断で肝障害と分かり、約1カ月入院した。報告があった9件いずれの事例でも、摂取をやめると次第に回復したという。
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フィリピンの家政婦を受け入れへ 中国

2017年08月03日 | 料理など
フィリピンの家政婦を受け入れへ 中国
8/2(水) 20:05配信 産経新聞
 【上海=河崎真澄】中国政府がフィリピン人の住み込み家政婦への就労規制を大幅に緩和する見通しとなった。ドゥテルテ政権の要望に応じて昨年8月、広東省で試験的に家政婦の就労を認めたが、これを北京市や上海市、福建省アモイ市など複数の大都市に拡大して、受け入れる方針だ。

 香港紙、明報などが2日までに報じた。上海市などで就労する場合、月額平均給与を1万3000元(約22万円)に設定する案を両政府が協議しているという。

 この水準は約19万人のフィリピン人家政婦が働く香港の約3・6倍もの破格の処遇で、広東省の試験就労より約2・7倍も高い。

 フィリピンにとっては海外出稼ぎが貴重な外貨獲得手段。南シナ海で領有権争いがくすぶるフィリピンを取り込みたい中国が、家政婦受け入れで、「アメ」をぶらさげた格好となる。

 中国の農村部から都市部に出稼ぎに来ていた家政婦は、経済発展を受けて内陸部に戻り始め、減少に転じている。一方、香港で整備されている外国人家政婦の就労保障制度が中国にはなく、フィリピン側は法整備を求めているもようだ。
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