逮捕の男「滑っただけだ」 大型バイク卒業検定「不合格」を「合格」に
8/29(火) 18:28配信 tvkニュース(テレビ神奈川)
厚木市内の自動車学校で、大型バイクの卒業検定で不合格だったにも関わらず合格証を発行させたとして、県警は54歳の男を逮捕しました。
虚偽有印公文書作成教唆などの疑いで逮捕されたのは、厚木市の自称・会社役員川瀬検司容疑者です。県警によりますと川瀬容疑者は去年10月、当時通っていた「厚木中央自動車学校」での大型バイクの卒業検定で、一本橋を渡る試験中に脱輪し不合格となりました。しかし「滑っただけだもう一回やらせろ」などと試験官らをどう喝して合格証を交付させた疑いが持たれています。調べに対し川瀬容疑者は「落ちていない」などと容疑を否認しているということです。また県警は、合格証を発行した当時の部長代理と課長、試験官の3人を、虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検しました。3人は容疑を認めていて、当時の課長は、「入校時から大声で怒鳴るなどしていて、早く卒業させたかった」などと話しているということです。