カースト最下層の若い農夫、馬を所有したとして撲殺される インド

2018年04月02日 | 旅行
カースト最下層の若い農夫、馬を所有したとして撲殺される インド
4/2(月) 18:19配信 AFP=時事
カースト最下層の若い農夫、馬を所有したとして撲殺される インド
インドの首都ニューデリーで、抗議活動に参加するダリットの人々(2006年12月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インドで、ヒンズー教に基づくカースト(身分制度)の最下層「ダリット(Dalit)」出身の若い農夫が、馬を所有したという理由で撲殺された。警察当局が先月31日、明らかにした。インドで馬は権力と富の象徴とみなされている。

【写真】印カースト最下層出身者ら、ヒンズー至上主義に抗議デモ

 大量の血を流して横たわっていたプラディープ・ラソッド(Pradeep Rathod)さん(21)の遺体は29日、同国西部グジャラート(Gujarat)州の村付近で、父親によって発見された。当局はカーストの上層に属する3人の男を取り調べのために拘束した。

 地元警察の副本部長はAFPに対し、ラソッドさんの父親が、息子がダリットであるにもかかわらず馬を所有したため、村の上層階級の住民に殺害されたと主張していると語った。

 AFPが入手した父親の告訴状によると、息子が馬を愛していたため父親が8か月前に馬を購入。また「約1週間前に息子と馬に乗っている際、上層のクシャトリヤ(戦士)階級の住民の一人から、村で馬に乗らないよう警告を受けた」「ダリット階級は馬に乗ってはならず、クシャトリヤのみが馬に乗って良いのだと言われ、馬を売らなければ殺すと脅された」としている。

 息子のラソッドさんは高校を中退し父親の所有する農場で働いていた。

 ダリットはかつて「不可触民」と呼ばれ疎外されてきた。カースト差別は非合法化されたものの現在でも根強く残る。 【翻訳編集】 AFPBB News

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イラク派遣の日報存在=国会議員らに「ない」と説明―1万4000ページ分・防衛省

2018年04月02日 | 政治社会問題
イラク派遣の日報存在=国会議員らに「ない」と説明―1万4000ページ分・防衛省
4/2(月) 16:16配信 時事通信
イラク派遣の日報存在=国会議員らに「ない」と説明―1万4000ページ分・防衛省
小野寺五典防衛相は2日、政府がこれまで国会議員らに「存在しない」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣の日報について、存在が確認されたと明らかにした。写真は記者団に説明する小野寺防衛相(右端)=防衛省
 小野寺五典防衛相は2日、政府がこれまで国会議員らに「存在しない」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が、存在していたと発表した。

故意に隠したなら問題=イラク派遣日報で野党幹部

 昨年の南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題を受けて調査した結果、2004~06年の派遣期間中に作成された延べ376日分、計約1万4000ページが見つかった。

 小野寺防衛相は「国会で質問があった中で適切に対応できなかったことは申し訳ない」と謝罪した。

 政府は昨年2月、国会議員からのイラク派遣の日報に関する資料要求に対し、「不存在」と回答。当時の稲田朋美防衛相も同月20日の衆院予算委員会で「見つけることはできませんでした」と答弁していた。

 しかし、陸自の南スーダン派遣の日報を同省が隠蔽(いんぺい)した問題を受け、同省が改めて調査を実施。今年2月27日、自衛隊を統合運用する統合幕僚監部に対し、陸上幕僚監部衛生部や研究本部で日報が保存されているとの報告が、陸幕からあった。日報には現地部隊の活動や治安情勢などが記録されているとみられる。

 約1万4000ページの内訳は、イラク復興支援群が作成した319日分、イラク復興業務支援隊が作成した26日分、後送業務隊が作成した31日分。

 防衛省で取材に応じた小野寺防衛相は「昨年の国会での資料要求や質疑に対し可能な限り探したが、その時点では確認できず、不存在と回答していた」と説明した。 


pom***** | 1時間前
安倍自民と仲間のシロアリどもは嘘ばかり。野党や中国のせいにしてるけど日本を駄目にしたのはこいつらだよ。


miy***** | 1時間前
まさに息を吐くように嘘をつく政権。
無能と嘘つき…そりゃあ日本が停滞する訳だ。





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初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ

2018年04月02日 | 政治社会問題
初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ
4/2(月) 11:00配信 文春オンライン
「最低でも3年は働き続けないと、どこにも転職できない」

 ブラック企業に入社してしまった人間を苦しめる、呪いの言葉です。この言葉を信じて、劣悪な環境で働き続ける若者が今も少なくありません。しかし、よくよく考えてみると一体どこの誰が「3年は辞めるな」という風習を作り出したのか、誰も知らないのです。

【筆者】吉川ばんびさんのプロフィール

初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ
©iStock.com
違和感に気が付いた入社式の言葉
 私は5年ほど前に就職活動を経験し、大学を卒業したのちに、とある商社に入社しました。リーマンショック後の「氷河期」だったこともあり、就職活動は非常に厳しく、面接を何十社も受けてようやく手にした内定でした。しかし入社してみると、その会社はいわゆる「ブラック企業」と呼ばれるものだったのです。

 労働時間は長時間に及び、休日も関係なく出社することを強要されたにもかかわらず、残業代も手当も出ませんでした。もちろん、「有給」取得も許されません。どうしても有給を消化するのであれば、給与から1日あたり5000円を差し引かれます。「あれ、有給ってなんだろう」って感じじゃないですか。「これは何の5000円ですか」と経理の人間に尋ねても、明確な答えは返ってきませんでした。

「ブラック企業に入社してしまった」。入社して1週間も経つ頃には、先輩社員との会話や社内に漂う空気感から、そう確信しました。今思えば、入社式の日に初めて会長と顔を合わせた時には、すでに違和感に気が付いていたかもしれません。

「今の社長が辞めることが決まって、退職金を払わないといけなくなった。だから、お前らのためにお金を使うわけに行かねえんだよ」

 入社初日に会長が発した衝撃的な言葉によって、「ここは普通の会社ではない」と凍りついたのです。

初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ
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会長の息子が「会社に内緒で、旅行に行こう」
 とはいえ、新入社員の自分には、どうすればいいのか分かりません。右も左も分からないけれど、「3年はこの職場で働き続けないといけない」ことだけは知っていました。「3年は続けないと、どこにも転職できないぞ」と、周りから耳にタコができるほど聞かされてきたからです。

 しかし結論から言うと、私はその会社を5ヶ月で辞めました。直接の原因は、役員からの度重なるセクハラ・パワハラに耐えられなくなったためです。

 入社して1ヶ月経った頃、役員のAから「会社に内緒で、旅行に行こう」と誘われました。Aは既婚者で、会長の息子。「さすがにそれは……」と断ろうとした私に、Aは「行きたいの? 行きたくないの? どっち?」と大声でまくしたてました。助けが求められない状況だったので、その場しのぎで「行きます」と言い、その日はなんとか逃げることができました。後日改めて「やはり、旅行には一緒に行くことができません」と断りを入れたのですが、これがきっかけでAの怒りを買ってしまいました。


「吉川には徹底して負荷をかけるように」
「Aさんの言いつけだから、ごめんね」

 私を呼び出した所属部の部署長から、こう切り出されました。Aからの指示で、今後、私の業務量を他の社員よりも大幅に増やすこと。定時の退社を絶対に許さないこと。とにかく、「吉川には徹底して負荷をかけるように」と言われたことを伝えられたのです。

 この扱いには怒りを覚えましたが、勝気だった私は、同時に「なんとかこなしてやろう」と思いました。ここで弱音を吐くのは、パワハラに屈したようで嫌だったためです。朝、部署の誰よりも早く出社して仕事に取り掛かり、お昼休憩も取らず、夜遅くまで働く毎日が続きました。そこまでやってようやく、なんとか与えられた仕事をこなしていたのです。しかし、それを面白く思わなかったAは、さらに業務量を上乗せすることを部署長に命じました。この瞬間、私の心は折れてしまいました。

 今振り返れば、「もっと早く辞めていればよかった」と思うこともあります。5ヶ月間しかいなかった会社ですが、「なんて変な会社だ」という体験が書ききれないほどにあるのです。勇気ある新入社員が「どうしてこの会社は残業代が出ないのですか」と会長に直接質問をしたことがありました。これすごくないですか。新入社員の勇気ある行動に、その場にいた誰もが息を呑みました。そして恐る恐る様子を見守っていると、会長はおもむろに財布から1万円札を1枚取り出し、「今までの分だよ!!!」と怒鳴りながら、新入社員の頬に叩きつけました。いや、絶対足りねえからな、1万円じゃ。どうして1万円で済むと思ったんだよ。1万円札ビンタを食らった新入社員は当然、間も無く会社を退職しました。彼は賢明な判断をしたと思います。

 そんなこんなで私が退職届を出す際、上司からはしつこく「会社に残ってほしい」、「せっかく新卒で入社した会社を退職するなんてもったいない」と言われました。しかし、「この会社に長くいてはいけない」と強く確信していたため、私の決心は揺るぎませんでした。退社することが決まってからは、他の社員から「裏切り者」扱いされましたが、もうすぐ苦痛から解放されることを考えれば、そんなことはどうでも良く思えました。


4/2(月) 11:00配信 文春オンライン
初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ
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面接官も「辞めて良かったね」
 さて、新卒で入った会社をすぐに辞めた私はどうなったでしょうか。

 働きながら転職活動をするなんて器用なことができなかった私は、ブラック企業を辞めてから新しい会社を探し始めました。「きっと厳しい転職活動になるだろう」と社会の洗礼に身構えていましたし、新卒で入った会社よりも待遇が悪くなる可能性もあると思っていました。

 しかし、そんな覚悟をよそに、私はあっさり転職に成功しました。転職活動を始めてから1ヶ月ほど、2社目に面接を受けた会社でした。面接で「前の会社、どうして辞めたの?」と聞かれましたが、事情を話すと「それは辞めて良かったね」と面接官から言ってくれました。

 転職先の職場では、よほどのことがなければ定時で上がることができましたし、残業があれば、その対価もしっかり支払われました。休日出勤を頼まれることはありましたが、きちんと休日出勤手当も出ましたし、代休を取ることも可能でした。さらに、社員に有給を消化させるための「長期休暇制度」が設けられており、全員が好きな時期に有給を取得できたのです。

 それだけでも満足だったのですが、月給が転職前より5万円以上も上がりました。セクハラ・パワハラもない。どこからどう見ても「転職大成功」だと言えたのです。

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先輩たちは、みんな「あの説」を口にしていた
 では、「あの説」は一体何だったのでしょうか。私以外にも、新卒で入った会社を1年以内に辞めた同世代の友人を多数見てきました。しかし、転職ができなかった友人、前職よりも待遇が悪い会社にしか就職できなかった友人は1人もいませんでした。

「最低でも3年は働き続けないと、どこにも転職できない」と言い出したのは誰でしょうか。誰が言い出し、誰が広めた噂なのでしょうか。答えは、「ブラック企業」だと思っています。

 若手社員を囲い込んで、3年の間に「責任」を負わせ、会社を辞めづらくする。「違う業界への興味」を奪って、転職されるリスクをできるだけ下げる。「3年間は辞めるな」は、人員不足に陥っているブラック企業が新卒の社員を逃さないようにするための、常套句なのではないでしょうか。

 ブラック企業の先輩たちは、みんな「3年間は……」という言葉を口にしていました。先輩社員に「仕事が辛くてしょうがない」という相談をすると、決まって「新卒ですぐに辞めてしまった奴らは、今の会社よりも悪い待遇の会社にしか転職できなかったから、辞めないほうがいい」という答えが返ってきました。今の会社より悪い待遇の会社なんてそうそうないはずなのに、世間をよく知らない若者はそれを真に受けてしまう。そしてそれを聞かされてきた後輩たちが、今度は自分たちより年下の後輩に、また同じことを伝えていく。「会社をすぐに辞めると、必ず痛い目を見る」と、何の根拠もないアドバイスをすることが常態化する。こうやって、ブラック企業の中で悪循環が完成していたのです。


ブラック企業で過ごす3年間は未来への糧になるか
 そもそも、大学卒業後の、23~25歳の若くて貴重な時間をブラック企業のために費やすなんて意味がないと思いませんか。今思えば「忍耐力」がどうの、「適応力」がどうのだなんて、思考停止しているとしか思えません。過酷な環境で3年間も搾取されることを「経験」として評価するような会社なら、そこに転職してもきっと幸せにはなれないでしょう。

 しかし、今だからこのように考えるようになったものの、まだ若くて、ブラック企業で疲弊していた自分はこんな風に思えませんでした。誰かが言っていた「絶対に辞めるな」という言葉にとらわれて、「何とか1日でも長く会社にいなければならない」と思っていたのです。

 もしブラック企業に入社してしまって苦しんでいる人がいれば、一度考えてみてほしいと思います。その会社は、人生の貴重な3年間を賭けてまで働き続けるべき会社ですか。自分がその会社で働き続ける理由が、しっかり見えていますか。

 ブラック企業で過ごす3年間を、未来への糧にできるでしょうか。もちろん個人差はあると思いますが、「最低でも3年は働き続けないと、どこにも転職できない」だなんて悲観しないで、自分にとっての最適解を導き出してほしいです。

 ブラック企業が、あなたの幸せを保証してくれることはありません。彼らは、労働力を搾取することしか考えていないのです。あなたの未来のことなんて、どうでもいいと思っているのです。それでも、その会社で働き続ける理由がありますか。

吉川 ばんび

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戦闘で荒廃の比南部、がれきと化した「家」に住民ら帰宅 1年ぶり 4/2(月) 11:39配信 AFPBB News

2018年04月02日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
戦闘で荒廃の比南部、がれきと化した「家」に住民ら帰宅 1年ぶり
4/2(月) 11:39配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【4月2日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島のマラウィ(Marawi)の住民らは1日、約1年前に同地から避難して以来初めて自宅に戻ることが許可された。帰宅を果たした住民らは、かつて家があった地でがれきの山をかき分けた。

 フィリピン政府軍と、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓う武装勢力との間で行われた戦闘で、マラウィは広範囲にわたり荒廃した。戦闘はおよそ5か月間に及び、約1200人の死者を出した。(c)AFPBB News
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