がんになったカメラマンが息子に残したいもの 大事な人が少しでも生きやすい世の中になるように

2018年04月08日 | 日記
がんになったカメラマンが息子に残したいもの 大事な人が少しでも生きやすい世の中になるように
4/8(日) 12:03配信 BuzzFeed Japan
がんになったカメラマンが息子に残したいもの 大事な人が少しでも生きやすい世の中になるように
カメラマンの写真を撮ることに私が緊張している間、絶えず話しかけて心をほぐしてくれる幡野広志さん
僕、ガンになりました。

そんな言葉で始まる記事を昨年末に自身のブログで公開して以来、写真家の幡野広志さん(35)は毎日のように新しく人と会い、ブログやツイッターで大量の発信を続けている。

日々成長する幼い息子の写真、出会った人との対話、5年間続けた狩猟への思い、読者からの質問への回答。死や命を見つめ、時に残酷な言葉を投げかけてくる読者にも誠実に言葉を返し続ける。

4月には狩猟の現場を写した個展「いただきます、ごちそうさま。」も始まり、本も4冊執筆予定だ。余命3~5年と告げられた幡野さんは今、世界から何を受け取り、何を私たちに送ろうとしているのだろうか。3回連載でお届けする。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

新しく会う人と握手する
インタビューは、「見晴らしが良さそうですし、体が動くうちにいろいろな場所に行きたいのです」という幡野さんの意向で、東京・赤坂見附のビル21階にあるBuzzFeed Japanのオフィスで行った。

会社のロビーに迎えに行くと、杖をついた幡野さんが「よろしくお願いします」と私に手を差し出して、がっちり握手をした。首にはカメラをぶら下げている。

「病気になってから、新しく会う人にはみんな握手をしています。以前は名刺を交換する程度でした」

きっかけは、自身も17歳で卵巣がんを患ったことのある画家、木村佳代子さん(47)と1月末に会ったことだった。それまで誰にも病気の体験を話せずに生きてきた木村さんと語り合った後、木村さんはこう言ったという。

「初めて自分のことを理解してくれる人が現れた。でも私はそんな人を近いうちに失ってしまうんですよね」

それを聞いて、幡野さんはハッとした。

「木村さんは悲しそうで、正直な気持ちなのだと思いました。今、いろいろな人と会っていますが、みんな優しくて良い人ばかりです。僕はそんな人たちを悲しませてしまう。そのことに気づいてから、握手やハグをするようになったのです。印象を残して忘れてほしくないのかもしれません」


34歳で突きつけられた病
体に異変を感じたのは2017年の夏の終わり頃だ。全身がだるく背骨や腰に強い痛みを感じていたが、ぎっくり腰なのだろうと思っていた。整形外科や内科を受診しても原因はわからず、痛み止めや湿布しか処方されない。

痛みに耐えきれなくなった11月、ようやく総合病院でMRIを撮り、「背骨に腫瘍があります」と告げられた。一人で結果を聞いた幡野さんに、主治医は「背骨に転移しているということは相当末期状態です。場合によっては3ヶ月から半年ぐらいですよ」と突きつけた。

当時1歳半になったばかりの長男や妻のことを思い、一晩泣いた。

「『おい、マジか』とショックはショックだったんです。けれども普通、3ヶ月から半年ぐらいと言われたら短いと思うでしょう? 僕は、その時、長いと思ったんです」

なぜなのか。

「この痛みを3ヶ月も耐えられない、一日一日が辛くて耐えられないと思いました。それなら今死んでも変わらない。早急に死ぬ準備をして、自殺しようと考えたんです。11月はちょうど狩猟のシーズンで、散弾銃を持っているので、死亡したら3000万円程度下りる保険も入っている。事故を装って自殺しようと思いました。なるべく早く」

それを思いとどまらせたのは医療の力だ。

「最初にかかった整形外科はいいお医者さんですが、死にたいぐらい苦しいという気持ちを理解してくれなかった。妻や母も治しましょうというばかりで、辛すぎてこの痛みから解放されたいという思いを聞いてくれないし、わかってくれない。孤独でした。この孤独感と痛みから解放されたいと、繰り返し訴えたら緩和ケアを受診させてくれたんです」

緩和ケアの診療は、それまでの対応とは全く違った。緩和ケア医や看護師は、とにかくじっくりと幡野さんの話を聞いてくれた。

「僕だけでなく妻の話も聞いてくれたのですが、話を聞いて理解してくれるということで非常に助かった。薬を強くしてくれて、痛みのコントロールもできました。だけど何より、心の苦しさや愚痴を聞いてくれる人がいるということが死にたいという思いから僕を引き戻してくれたのだと思います」

だが、今度は別の苦しみが幡野さんを襲うことになる。


患者は病気だけでなく、周りの言動にも苦しめられる
2017年12月、入院中にブログで「ガンになって気づくこと。」という記事を書き、がんになったことを公表した。フリーランスで仕事をしている以上、取引先には病気を知らせないといけないし、親族や友人にも伝えたい。同じ話を繰り返さずに済むようにと思ったのに、予想もしなかったことに電話が鳴り止まなくなった。

「入院中だったのですぐに出られず、電話ができるスペースに行って折り返すのですが、そこで30分も40分も話し、その間もキャッチフォンが入る。月額で2000円しないぐらいだった通話料が3万円を超えました」

「そして電話の内容のほとんどが、『奇跡は起きるよ』『頑張って』などの無責任な言葉です。今うつ病患者に『頑張って』というのはNGだとみんな知っている。がん患者にもNGワードはたくさんあるのに、みんながんのことをよく知らないからそんな言葉をかけてしまう。時間を取られて、金を払って、ストレスを買うなんてたまらない。お見舞いに来たいという人も山ほどいましたが、ただただ迷惑でした」

血液がんの一種である多発性骨髄腫と確定診断を受けたのは今年1月。主治医から「治療をすれば余命は平均3年ぐらいですが、5年はいけると思いますよ」と言われ、覚悟を決めた。

胸にあった腫瘍が下半身を圧迫して背中や足に痛みをもたらしていたが、1ヶ月入院して放射線治療を行い、症状は劇的に改善していた。

「最初に3ヶ月や半年と言われた時よりも随分延びたし、痛みもなくなったので、短い時間だけれど何かできることを考えようと思いました。振り返ると、がんそのものよりも、周囲の人たちから余計な苦しみをたくさん食らった。その根底にあるのは善意や『良かれと思って』という思いです。はっきり言って大迷惑なんだということをみんなに知らせたいと思いました」

不快な言葉の筆頭は、やはり「頑張れ」や「奇跡は起きるよ」だ。

「これ以上頑張れないし、奇跡は起きない。奇跡を信じて治療するのはいいですが、最後に待っているのは絶望です。『必ず治るよ』もよく言われますが、大学病院の教授が治りませんよと言っているものを、がんのことを何も知らない人が治ると言うのは一体どういうつもりなのでしょう。でも本人は良かれと思って言っているんです」

代替療法や健康食品、食事療法も未だによく勧められる。いずれもがんに効くという科学的な根拠はない。

「そういうのを勧める人は患者が亡くなった後に『私が勧めた治療を拒否したからよ』と家族を責めて、苦しめることさえある。ひどかったのは、『ブログやSNSでうちの商品のことを書いてくれたら8万円支払います』と言ってきた業者です。他の人の闘病ブログにその商品が出てきてとんでもない奴だと思いましたが、考えてみればがんになると収入が断たれてしまう。この人も仕方なくやっているのではないかと悲しくなりました」

「二人に一人ががんになる時代、ほとんどの人は自分が患者になるか介護する側になり、がんと関わらないのは健康で孤独な人だけです。だけどみんながんのことを知らないし、誰かががんになった時に何て声をかけたらいいのかわからない。だから偏見、勘違いも含めて、みんなに知らせようと思ったんです」


叩かれても、不快な思いをしてもなぜ発信するのか
幡野さんはブログだけでなく、子育てサイトでの連載、ツイッターやフェイスブックなどのSNSで猛烈に発信を始めた。1日に何十本と投稿することもある。本も出版社から3冊、自費出版で1冊書く予定だ。

個人の楽しみや家族と過ごす時間を削ってまでも、なぜやるのか。

「末期がんの患者ってもう死んでしまうから、お金なんかいらないし、うまいもん食いたいとかモテたいとか欲がなくなって、人助けをしたいという心理になってくるんです。たぶんそれは今までやって来た悪いことの罪滅ぼしのようなものかもしれないけれど、とにかく良いことをしたくなる」

特に時間を割くのが、読者の匿名での質問に答える質問箱でのやり取りだ。

科学的根拠のない食事療法を勧めてくる読者に「迷惑です」と答え、「善意で勧める人に迷惑と言うのは失礼だ」と絡む人にも丁寧に答える。

”善意を迷惑と言うのは難しいです。 友人や親族からのありがた迷惑を言えずに苦しんでいる方が多いのです。 だから発言力がある人間が矢面に立ってでも言うことに意味があります。 全ての善意が迷惑なのではありません、勧誘や紹介が時として破滅に向かわせます。 はっきり言います、迷惑なんです。”

最近では菜食主義者の人が、狩猟をしていた幡野さんががんになったことを「自業自得」「因果応報」と中傷するのに対してはこう冷静に打ち返した。

”自分と主義が違うからと言ってガンになった人や苦しむ人に言い放つ言葉ではない。宗教の勧誘を断ると、全く同じ捨て台詞を放たれます。 日本人の2人に1人はガンになります、非常にメジャーな病気です。”

「インチキ医療や不快な言葉を他の人もたくさん受けているのですが、みんな言い返せないでいるんです。だから毅然とした態度で言い返す見本を見せたい。無視は簡単ですが、それではみんなに見えません。これが迷惑な行為なのだと“善意の人”に気づかせるためにも書いているんです」

息子に教えたいこと
自身がすでに大きな重荷を抱えているのに発信を続けるのは、自分がいなくなった後も生きる妻や息子のためでもある。

「例えば20年前の医療現場はがんになった人に告知をしなかったけれど、今は告知をするのが普通。色々失敗や積み重ねがあって今がある。がんはお年寄りがなることが多いけれど、僕は比較的若いし、文章が書けて写真も撮れる。僕が発信することで社会を少しでも良くしたいんですよ」

「僕はもう助からないから僕はもういい。でも妻や息子はこれからも生きていくわけであって、僕が少しずつ声を上げて、他の人も声を上げることで、うちの息子も生きやすい社会になると思う。それを求めたくて、僕は残りの人生でそういうことをしようと思うんです」

最近ではがん以外の悩みも届くことが増えた。障害者のきょうだいを持つ少女の悩み、不登校、職場での人間関係。まるで人生相談の窓口だ。

「たくさん受ける中でわかったのは、相談する人はすでに答えを持っているんです。ただそこで不安な要素があったり、自信がなかったりして迷う。だから文面を見て、この人が何をしたいのか読み取って、肯定して上げて背中をポンと押してあげるだけでいい」

やはりステージ4のがんと宣告され、「クソみたいな人生」と自嘲していた青年には、本人が望んでいた旅に出ることを勧めた。彼はその言葉に後押しされ、周囲の反対を押し切ってロシアに旅に出ることを決めた。

「一番だめなのは、お前には無理だよとかできないよと相手を否定する行為です。こうした方がいいよと余計なアドバイスをするとか、それは全部自分がされたくなかった行為。『そんなのは無理だからこうしなさい』と否定する人が多いから誰にも相談できなくなる。僕は肯定して背中を押し、話を聞いてあげるだけだから、なぜか末期がん患者のところに相談に来るんです」

息子は、優しい人に育ってほしいという願いを込めて、「優」と名前づけた。優しい人にしたいなら、まず親が優しい人間である姿を見せなければならないと思っている。そのためにも、自分が今、インターネット上に残しているやりとりを、将来大きくなった息子に見てほしいと願う。

「僕が死ぬ前に何をしていたか息子が見たら、そうかこういう風に悩みに対処すればいいのかとかと思うでしょう。ものすごく汚い言葉の質問も来るけれど、そういうものにはこうやって返すべきなんだ、汚い言葉に汚い言葉で返したら何も生まないんだと勉強すると思うんです」

「あのやりとりはいろいろな人にも伝えたいことだけど、自分の息子に教えたいことでもあります。僕は一般的な父親のように、息子が悩み事を抱えた時に寄り添って答えられないわけですから、少しでも手本を残してあげたい。僕のエゴといえばエゴなんですが、僕もやらざるを得ないというか、やりたい。残された時間は短いのですけれども、今こういう境遇になれたからこそ、子供に残せることがあると思うのです」
(続く)

岩永直子
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高学歴高収入夫をつかまえた「麻布妻」の譲れないプライド

2018年04月08日 | 日記
高学歴高収入夫をつかまえた「麻布妻」の譲れないプライド
4/8(日) 17:00配信 マネーポストWEB
高学歴高収入夫をつかまえた「麻布妻」の譲れないプライド
高収入男性と結婚した女性の“不思議な主張”とは(写真はイメージ)
 高収入世帯が数多く暮らす、港区麻布界隈。夫は外資系金融勤務で年収数千万円、1歳の子供を持つアラサー美人主婦ライターで「麻布妻」の1人である高木希美氏の周囲には、マウンティング主婦が多いという。富裕層ママたちのマウンティングの実態は? ある日、ママ友ランチ会で“バトル”が始まった──。

 * * *
 私と同じマンションに住み、同じくらいの子供がいて、同じ「外資系金融」の高収入夫を持つ晴香さん(仮名、以下同じ)。彼女は私に「このコート、高いけど、買える?」と言ってきたり、我が家のメルセデスのSUVを見て「うちはベンツ乗らない主義なの」と意味のわからない主張をしてきたりする“マウンティング主婦”でした。

「格下」認定している私のことを、なぜかたびたびランチに誘ってきます。マウンティングが足りないのでしょうか。

 ある日の晴香さんとのランチには、近所のマンションに住む幸子さんと真麻さんも来ました。4人で子連れランチです。

 晴香さんのマウンティングには辟易していたけれど、他に人が加われば少しまろやかになるかもしれない──そう思ったのは間違いでした。

 会話は当初、晴香さんペース。いつもの夫自慢が始まります。

「うちの旦那くんて、小さい頃からオールAの優秀な人で、出世も早くて。外資系金融なんで、出来高っていうか、数字を作ったら上にいけるじゃないですか? だから、周りから僻まれるし本当大変でぇ。

 会社の話聞くと、イジメみたいなことされてるのに、負けてないから、旦那くんのメンタル尊敬してるんですよ~。みなさんの旦那さんは何されてるんですか?」

 ひとしきり「旦那くん」を持ち上げ終えると、みんなに話を振りました。顔色一つ変えず晴香さんの話を聞いていた幸子さんは、その質問に答えずにこう言いました。

「うちは私が家で仕事してるし、旦那のほうが子供欲しがってたくらいだから、土日は旦那が子育てしてくれるんですよねー。晴香さんところみたいに忙しいんじゃ、旦那さんは子育て手伝ってくれないでしょ? 大変ですねー」


 対する晴香さん。

「はい、そんな暇ないから。うちの人。子育てできるような暇があったらいいけど、働き盛りの男性に子育てって無理じゃないですか? いいなあ、そんな暇がある旦那さんで」

 お互いに一応ニコニコしているのがこわい……。晴香さんの夫自慢は止まりません。

「うちの旦那くんって、慶應をトップクラスで出てるんですよ。慶應ってほかの大学と比べ物にならないくらい、いい大学じゃないですか? だから、格が違うと思うんです」

 たしかに慶應はいい大学ですが、外資系金融には慶應も早稲田も東大もたくさんいますし、ハーバードのMBAだっています。「格が違う」という言葉の意味がわからず私が固まっていると、幸子さんが聞きました。

「晴香さんは大学どこなの? 慶應? 旦那さんと慶應で知り合ったの?」

 それに対し晴香さんは、笑顔を崩さずサラッとこう言いました。

「私は高卒なんですけどー。旦那くんは本当凄いから。娘は旦那の血をひいてるし」

 それまでじっと聞いていた真麻さんが、思わず吹き出しました。幸子さんの攻撃ターンです。

「『格が違う』っていうから、てっきり晴香さんも慶應なのかと思ったんだけど、違うんだね。夫婦で格が違うとうまくいくってこと?」

 その流れで聞いたら、幸子さんも国立大学出身の優秀な方でした。真麻さんは私と同じような女子校から女子大のお嬢様。

 ランチ解散後──。晴香さんは、帰りが同じ道だった私と真麻さんに言いました。

「ああいうさ、国立大学を出たような優秀すぎる女性って、ママグループの中で浮くと思うんだよね。希美さんとか真麻さんみたいに女子大とか優秀すぎない大学出ているくらいが色々ちょうどいいんじゃない?」

 晴香さんは、外資系金融の夫を持ち、家賃が何十万もする麻布のマンションに住んでいる自分を「幸せな女だ」と主張しなければ生きていけないのかもしれません。それはコンプレックスから来ているのかもしれない、と思ったランチ会でした。


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<愛知殺人未遂>妻刺され重傷、フィリピン人の夫自殺

2018年04月08日 | 事件
<愛知殺人未遂>妻刺され重傷、フィリピン人の夫自殺
4/8(日) 16:49配信 毎日新聞
 8日午前7時半ごろ、愛知県蒲郡市宝町の路上で、「男が女性に馬乗りになり襲っている」と付近住民から110番があった。警察官が駆けつけると、顔などから出血して倒れている女性を発見。現場から東へ約100メートル離れた路上で、男が血を流して倒れているのが見つかった。2人とも病院に運ばれたが、男は死亡。女性は腕などを刺され重傷を負った。県警蒲郡署によると、男は近くの4階建てアパートから飛び降りたとみられる。

 同署が殺人未遂事件として捜査。男は近くに住むフィリピン国籍の作業員(33)で、女性は男の妻で同国籍のアルバイト(34)。妻のメールを見て腹を立てた男が妻を刺し、その後に飛び降り自殺を図ったとみられる。現場はJR蒲郡駅から北西へ約200メートルの住宅街。【竹田直人】


菊池桃子「恐怖で眠れない日が続いた」ストーカー運転手の驚きの手口〈週刊朝日〉
4/8(日) 16:22配信 AERA dot.
菊池桃子「恐怖で眠れない日が続いた」ストーカー運転手の驚きの手口〈週刊朝日〉
菊池桃子 (c)朝日新聞社
 タレントの菊池桃子につきまとうなどの行為を繰り返したとして、元タクシー運転手・飯塚博光容疑者(56)が、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。

 捜査関係者によると、飯塚容疑者は昨秋、客として菊池を乗せて自宅を知り、その後、何度も自宅に押しかけていたという。菊池側から相談を受けた警視庁池袋署が、今年に入って口頭で警告したが、収まる気配はなく、3月31日夕方、捜査員が菊池宅周辺で現行犯逮捕した。飯塚容疑者は「家族ぐるみの付き合いがしたかった」などと供述しているという。

 逮捕報道のあった今月3日、菊池はブログで経緯を説明。タクシー乗車時はマスクなどで顔を隠し、会話も行き先を伝えただけだったが、飯塚容疑者に声で気づかれ、降車時のドアサービスで近づかれ、マスク越しに顔を確認された。事務所宛てに交際などを求めるメールがしつこく届くようになったという。

 勤務先だった日本交通によると、飯塚容疑者は3月9日に依願退職。菊池は「退職し、ますます行動が読めず危険な状況に発展し」た、ともブログで説明している。同社は乗客の個人情報などへの守秘義務について、入社時に誓約書を交わし、日々の運行前点呼でも周知しているというが、こうした事態を回避する自衛策はあるのか。

 ストーカーの被害者や加害者の相談を受けるNPO法人「ヒューマニティ」の小早川明子理事長によると、退職や家族との不仲などによる孤独感が、ストーカー行為の端緒や、行為をエスカレートさせる引き金になることもあるという。「一方的な接近欲求は誰にでもある。誰がストーカーになるかわからない時代」と小早川理事長は話す。

 さらに飯塚容疑者が「(刺激に過敏に反応する)過覚醒だったのではないか」と指摘。過覚醒はDV加害者の男性や児童を虐待する母親がなりやすいといい、「リラックスできずに、緊張する日々を過ごしてきたのかもしれない。孤独のストレスに負けないように、菊池さんにすがったことも考えられる」(小早川理事長)。

 菊池はブログに「家族全員 恐怖で眠れない日が続き、不安な毎日を抱えてきた数ケ月でした」とつづっている。

 よもやタクシー運転手がストーカーと化すなんて予想だにしなかっただろう。恐怖に陥れた罪は重い。

 事件解決でようやく春を迎える心境になったのでは……(本誌・緒方麦)

ojisanhatukaretayo | 2時間前
他の女性タレントからも住所をばらされなかったら金出せ。
とか凄い言動をタクシー運転手からされていたという証言が続々と出ているね。
事務所はタクシーを手配する際にタレントを保護するためになんかアクションを起こした方が良いよ。
これじゃそんな行為が当たり前のボッタクリ韓国並みだ。


孫の容疑者「祖母から注意、うるさく」 鹿児島3人殺害
4/8(日) 15:57配信 朝日新聞デジタル
孫の容疑者「祖母から注意、うるさく」 鹿児島3人殺害
鹿児島西署を出る岩倉知広容疑者(中央)=2018年4月8日午後0時40分、鹿児島市、長沢幹城撮影
 鹿児島県日置(ひおき)市東市来(いちき)町湯田の民家で男女3人が殺害された事件で、男性1人に対する殺人容疑で逮捕された岩倉知広容疑者(38)が、民家に住む祖母の岩倉久子さん(89)らから注意を受けて、不満を募らせていたという趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。県警は8日午後、岩倉容疑者を鹿児島地検に送検した。

【写真】岩倉知広容疑者と亡くなった後藤広幸さんが住んでいたアパート=2018年4月8日午後2時50分、鹿児島県日置市、金子淳撮影

 岩倉容疑者は、久子さん宅で同居する次男(68)の息子。久子さんと次男は事件の発覚当初から行方が分からなくなっており、県警が約100人態勢で久子さん宅周辺を中心に捜索している。

 捜査関係者によると、岩倉容疑者は調べに対し、「久子さんらから、いろいろ注意されてうるさかった」と供述。久子さんと次男について「殺害して、遺体を遺棄した」という内容の話をしているという。

 事件は6日午後3時45分ごろ、久子さん宅を訪れた警察官が遺体を見つけて発覚。遺体は、久子さんの長男(70)の妻の岩倉孝子さん(69)=鹿児島県薩摩川内(せんだい)市=、孝子さんの姉の坂口訓子(くにこ)さん(72)=同=、長男の知人で近くに住む後藤広幸さん(47)と判明した。いずれも6日午後、長男から頼まれて安否確認のために訪れていた。

 岩倉容疑者は逮捕容疑の後藤さん殺害を認め、孝子さんと坂口さんの殺害もほのめかしている。司法解剖の結果、後藤さんと孝子さんの死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死だった。坂口さんも死因などを調べている。
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自転車でひき逃げ男、呼び止めた男性殴る 京都・容疑で逮捕

2018年04月08日 | 事件
自転車でひき逃げ男、呼び止めた男性殴る 京都・容疑で逮捕

4/8(日) 8:25配信 京都新聞
 自転車で重傷ひき逃げ事故を起こした際に追いかけてきた男性を殴ったとして、北署は7日、暴行の疑いで、京都市左京区田中南西浦町、無職の男(72)を逮捕した。
 逮捕容疑は、同日午後4時半ごろ、北区北大路通烏丸東入ルの歩道で、事故を目撃して呼び止めた会社員の男性(54)の顔を数回、平手打ちした疑い。
 同署によると、男は歩道を自転車で走行中、女性(84)と接触して転倒させ、左手首骨折の重傷を負わせたのに、そのまま逃げたといい、重過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いでも調べている。


交通トラブル、中指立てられ激怒 高校生殴り逮捕
4/8(日) 11:37配信 神戸新聞NEXT
交通トラブル、中指立てられ激怒 高校生殴り逮捕
兵庫県警尼崎南署=尼崎市昭和通2
 男子高校生を殴るなどしてけがを負わせたとして、兵庫県警尼崎南署は8日、傷害の疑いで電気設備会社の男(42)を逮捕した。同署によると、車を運転中、男子生徒に中指を立てられたことに立腹、車を降りて暴行したという。

【写真】「ひき逃げしたやろ」4歳児ひき逃げを後続車が2キロ追跡

 逮捕容疑は7日午後4時45分ごろ、尼崎市の市道で、同市内の男子生徒の頬を拳で殴るなどして軽傷を負わせた疑い。

 同署によると、生徒の自転車と接触しそうになり、その後、中指を立てる姿にバックミラーで気付き、現場に戻って生徒を殴ったという。男は「相手が挑発してきたのでかっとなった」と供述している。

 男子生徒が覚えていた車ナンバーなどから男が浮上した。


スクランブル交差点で人混み突っ切り車逃走
4/8(日) 11:45配信 日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
7日、東京・渋谷のスクランブル交差点で、職務質問を受けた車が信号を無視して人混みの中を突っ切り逃走した。

7日午後6時前の渋谷・スクランブル交差点の映像には、歩行者であふれるスクランブル交差点が映っている。すると、信号を無視した黒のワンボックスカーが歩行者の中を突っ切る。車が通過した直後、1人の警察官が走って追いかけていく様子も映っている。

警視庁によると、この車は停車中に警察官から職務質問を受けたところ逃走し、スクランブル交差点を信号を無視して突っ切ったという。車には2人が乗っていたとみられ現在も逃走している。



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