私は、複合的な病気で苦しんでいます。寿命は2年から5年、、、

2018年04月29日 | ヒデは1,人工透析、2,心が弱り40%血液排出、3,リウマチで身体が不自由...
ヒデは

1,人工透析、、フィリピンの病院で週に2回透析を受けています。1回4時間ですが椅子に座り始まるまでの準備が30分位かかります。

自分の順番待つのに1,2時間かかります=何だかんだでトータル7時間位は要します。


2,心が弱り40%血液排出、、色々な精密検査で心臓専門医から正常な心臓の40%しか機能がないと言われましした。

自分でもエコー検査中に心臓造影観ましたが心臓弁に長い糸のようなスラッジが着いているのを確認しました。本来弁を人工弁に交換ですが、若くないので。そのままにして寿命を迎えることにしました。

こういう状況なので無理すると’眼の前がキラキラ輝いて意識が薄れそうになることがしょっちゅうあります。もう以前のように仕事できませんのでレーバーや妻にアドバイスだけして任せる事が多くなっています。


3,リウマチで身体が不自由

10年くらい前から始まり、死ぬほどの激痛が膝を始めとして色々な関節に及び、現在、特に膝が駄目で漸く杖で短い距離を歩けるようになりました。

クリスマス前から入退院などで3ヶ月ほど寝たきりだった。

寝返りが打てない、起き上がれない、ベットに座れない、立てない、、など順に努力して改善しました。

それでも心臓弱りや腎臓が駄目(人工透析受けるまでに脳がやられ意識障害等起こしていました。最後は、呼吸困難、顔面の腫れ眼球の真っ赤などさらに悪化して緊急入院して医者の言う通り人工透析を受けることにしました=受けないと死亡する)

また、その前段階でリウマチで左膝が激痛のため緊急入院して痛み止めの強力なのを依頼、、医者は危険なので嫌がりましたが、お願いしてやってもらいましたが<<即座に激優が消えましたが、意識が遠のき直ぐに寝てしまいナースなどに名を呼ばれるとすぐに覚醒しますが、終わると即座に意識がなくなる状態が続き、退院しても同じ状況が続きました。

この時点で、起き上がることが出来ない寝たきり。

そして、呼吸困難となり、また、緊急入院<<救急車に担がれて>> 精密検査で腎臓が駄目=人工透析、、前から医者に言われていた=やらないと危ない。

さらに心臓機能が減退など診断されました。


現在は、人工透析のお陰で、定期検査で腎臓機能数字以外は正常値です。

血圧や血液も成分など白血球が正常、但し、赤血球が少し少ない以外正常。

色々なクズリを日に何回も飲んでいます。


しかし、日常は、リウマチと心臓機能低下で安静にしてる時間のほうが長く、以前のように外出や仕事などが短時間しか出来ない状態です。無理すると意識が遠のき倒れる危険性が有るからです。



後2年、長くて5年以内に寿命尽きる予測。

自分は、若い時から予知など特殊能力があります、、、、、今回の重病状態で死ぬ危険性が有り、最早寿命が来ると10年前に予測して妻などに話してましたが的中しました<<緊急入院して無ければ腎臓障害で自宅で死んでいました>>

そして、現在妻などに話していますが<<あと、2年、、長くて5年で寿命が来ると予測知しています>>




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「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“

2018年04月29日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備
「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“

4/28(土) 9:00配信 AbemaTIMES
「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
 「死ぬことはそう悪いことではない。何年生きたか、ではなく、どういう風に生きたかの方が大切ではないか」。

 公園で楽しそうに遊ぶ、写真家の幡野広志さん(34)とその家族。どこにでもいる普通の親子のようにも見えるが、実は今、幡野さんの「余命」を意識しながら暮らしている。

「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
幡野さんが余命宣告を受けるまで
 2011年、優秀な若手写真家に贈られる「Nikon Juna 21」を受賞、同年には由香里さんと結婚し、一昨年には長男・優くんが誕生した。順風満帆な人生を送る幡野さんだったが、昨年3月、背中に異変を感じたのは。通院したが原因はわからず、10月頃には痛みで眠れなくなるほどに症状は悪化。11月にMRI検査したところ、がんが発覚した。そして今年1月、がんの一種「多発性骨髄腫」で主治医から3~5年の余命宣告を受けた。抗がん剤治療を続けており、体力や免疫力が落ちえいることから風邪でも命を落としかねないため、室内でもマスクを欠かさない。

 余命宣告を受けながらも、幡野さんはそれを自然に受け止め、ポジティブに暮らしている。それは一体なぜだろうか。

「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
幡野広志さん
■妻・由香里さん「恐怖はない」
 宣告を受けた時について幡野さんは「妻と2人で聞いたが、ショックだった。マジか、と思った。まずは妻のことを落ち着かせようと思い、確か“しょうがないよね“と言った。34、35歳で、余命が数年だと。子供は2歳にもなってない。妻に申し訳ないなと思った」。

 「僕は狩猟もやっていた。散弾銃を持って山に入り、鹿や猪とか鴨を狩っていた。だから死ぬことは身近にはあったし、自分の順番が来たのかなという感覚になった。僕が慌てふためいてしまうと、妻や子ども察知して、落ち着きがなくなってしまう。息子の存在は大きい。僕がメディアに出ることによって、息子は将来それを見ることができる。そういうことを考えると、しっかりしなければいけないと思う」。

「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
「恐怖はない」と語る妻・由香里さん
 由香里さんは「何でうちなのかな、とは思った。でも“なんでだろう“というより、次は何していけばいいだろう。ショックは大きかったが、何をしても寿命が延びる訳でもないし、一緒にどうやっていくかということをすぐに考えた」と話す。

 夫の余命が迫ることに「恐怖」を感じるかと尋ねると、由香里さんは「ないですね。ただ彼が元気で、元気でというか毎日過ごして、やりたいことをやって、行きたい所に行って、会いたい人に会って、息子と遊んで。今日も一日、終わったねという感じで。彼が満足いく一日だったらいいと思う」と答えた。


■「子どもの写真を撮る機会が増えた」
 余命を宣告されてから写真についての見方が変わったという幡野さん。「仕事だから、当然お金が発生している。健康だった時はお金にしがみついたりもしていたが、身体を壊してみると大したことではなかったんだなと思った。それで写真に対しての距離感が変わった。撮る対象が大きく変わったし、写真を残すということを考えるようになった。発する言葉や文章も大きく変わった。若くして死んじゃう人がある程度いるってことを社会に知ってもらうために、分かりやすく、多くの人に知ってもらえるような文章を心がけている」。

 また、以前にも増して息子を撮影する機会が増えた。「写真というのは、撮影者が被写体と一緒にその場にいなければ撮れない。だから息子が将来それを見返した時、父親と一緒いて、どういう気持ちで息子を撮っていたかということも分かるようになる。今の僕の気持ちを知って欲しくて撮っている」。

 幡野さんは今、ブログ・SNSで余命宣告を受けたことなど様々なことを発信している。その結果、健康食品や宗教の勧誘などをしてくる人も現れたという。

 「人によって違うと思うが、僕は日常通りで良い。それをみんながやってくれない。友人関係も清算したし、携帯電話も解約した。同じ話を何十回もしないといけなくて大変だった。落ち込んだ状態で会いに来る人も多く、こっちがむしろ気を遣わなければならず、精神的に消耗してしまった」。

「余命宣告を受けて良かった。ベストを尽くせるから」34歳の写真家が“伝えたいこと“
日本医科大学武蔵小杉病院医師の勝俣範之教授
■「余命宣告を受けて良かった」
 日本の病院における死亡者数は年間約100万人で、このほぼ同数が、何かしらの形で余命の宣告を受けていると考えられているという。

 しかし日本医科大学武蔵小杉病院医師の勝俣範之教授は「医者が言う余命は3割程度しか当たらないという研究結果もある。余命について、むやみに断定的な年数で言うべきではない。患者さんが傷付いてしまったり、ショックからうつ病になってしまったりする人もいる。患者さんの状況を考えて慎重に対応するべきだ」と指摘する。勝俣氏によると、余命宣告で伝えられる年数はあくまでも生存期間の「中央値」のことで、「平均値」ではないという。

 「1年と言われたらあと1年と思ってしまいがちだが、そうではない。がんの患者さんはバラつきが大きいので、わざわざ中央値で言っている。それなのに“平均“と言ってしまうお医者さんもいる。多くの場合が、患者からの“どのくらい生きられますか“という質問に、自身の経験から答えてしまっているのが問題だ。私のような腫瘍内科医が海外に比べて日本は非常に少ないということも背景にはあると思う」

一方、余命宣告を幡野さんは、余命宣告を受けたことについて「良かった」と話す。「最後に知ったら、後悔したと思う。あらかじめ教えられていた方がベストを尽くせる。ペース配分もできるから。健康で仕事をこなしていた時は、家族との時間を後回しにしていたが、そういうことにも気づけた。お金を持っていようが持ってなかろうが、いずれみんな死ぬ。永久に生きる人はいないわけで、死ぬということを考えて生きた方が、生きやすくなるのかなと思う」。

 そんな幡野さんが5年間の狩猟で撮影した作品を集めた『いただきます、ごちそうさま』が今、「ego Art & Entertainment Gallery」(東京・日本橋)で開催中だ。期間は5月8日まで。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)



sky**** | 19時間前
自分にはベストを尽くせるから、とは考えられない。
本当に気の毒な事で、こんなにかわいい息子さんを写し続けて、幾ばくかのパワーが希望になり、はね除けてくれればと願うばかりです。

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なぬ | 18時間前
余命宣告を告げられることは
私的にも有難いことだと思う

私も昨年 死ぬよ!貴女の病気は死ぬということを告げられた
それが明日なのか明後日なのか来年なのか再来年なのか分からないという

寧ろ癌で余命宣告の方が良かったとも思った
好きなことが出来る
それまで やりたいことをやる

でも考えてたら元気な人も明日なんて分からないものだよ
人間誰しも死を避けて通ることは出来ないのだから

唯小さいお子さんを残して逝くのは辛いでしょうね
お子さんとの写真を沢山残してほしいと思う

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yam***** | 20時間前
一日一日を大切に、そして子供と奥さんの為に生きる
死と向き合いながら生き抜く事は大変でしょうが、
其処には必ず人生の軌跡が残りますよ・・・
沢山の幸せを噛みしめ、沢山の幸せを残して下さい
他人ごとですみませんが、私の本音です。

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d14***** | 17時間前
同情のコメントは無意味。自分の死は意識していないから、同情するだけ。ただ、気の毒、子供がかわいそう、そんな程度の事なのか?
人は必ず死ぬ。今か、明日か、当分先か?抗いようがない。だから、大切に、丁寧に生きるべきだと、言うことだろう。

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ラブラドル | 11時間前
何でうちなのかなと言う言葉がどうしても引っかかる。
うちでなければいいのかと思ってしまう。
家族は大切なのは当たり前かも知れないけれど、他所の他人も誰かの大切な人である事を考えてしまう。

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t****** | 13時間前
完璧な
認知的不協和
お気の毒さま。

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cog***** | 15時間前
私はどうしても末期状態の母に
余命宣告が出来ませんでした。
親不孝者だったでしょうかね…。
どうして無理でした。

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tai*** | 19時間前
強いなあ。
生きてる間になんかいい治療法が開発されるといいのに。

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nugt7yf7kj | 20時間前
>通院したが原因はわからず

これだよなあ、医者のレベルが低くて手遅れレベルにならないと病名がわからない
これの所為で何人の助かるはずだった命が殺されたんだろう
AIドクターの誕生が望まれるわ

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ghn***** | 18時間前
医療、薬は日進月歩で進化してます。もうすぐ特効薬が出る!と信じましょう。

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余命2年の宣告を受けた主婦が語る「がんと闘わない」生き方

2018年04月29日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備
余命2年の宣告を受けた主婦が語る「がんと闘わない」生き方
2017.02.21 13:00

 今やがんは、日本人の2人に1人がかかるといわれている病気。もし自分自身や身近な人ががんに侵されたら…。そう考えた時、手術や抗がん剤による治療が頭に浮かぶ人も多いかもしれない。だが、主婦の吉野実香さん(53)が選んだのは、あえてがんと闘わない生き方だった。2月20日に放送された若者向け総合情報番組『原宿アベニュー』(AbemaTV)では、実香さんとその家族に取材を実施。それぞれが抱える想いに迫った。


 「そのままの寿命を全うしたいと思ったんです」と語る実香さん。余命2年と宣告されてから7年が経過した現在も、実香さんは家族と共に、変わらない日常を送っている。


 1987年に夫の哲末さんと結婚し、翌年には長男が誕生。幸せな家庭を築いていた実香さんだったが、その体に異変が起きたのは、結婚して15年が過ぎたころだった。今までに味わったことのない突き上げてくるような痛みを覚え、夜も眠ることができない。実は実香さん、30代半ばから右胸にしこりを感じていたが、仕事の忙しさから見て見ぬふりをしていた。病院へ行ったのは、痛みだけでなく出血や膿の症状が出るほど、しこりが悪化してからのことだったという。



 医師から告げられた病名は、乳がん。その時すでにリンパまで転移しており、すぐに手術をしなければ余命2年、進行具合はステージ3と宣告された。手術をしても、完治するかわからないという状態だったという。 家族とも相談し、一度は手術を受けることになっていた実香さん。だが、告知を受けてから2日後に医師から電話があり、腫瘍が大きすぎて手術ができないため、抗がん剤で小さくしてから手術することを提案された。実香さんは「受話器を下ろした瞬間、止めておこうと思った」と当時の心境を振り返る。



「息子が長いこと入院していたことがあり、付き添っていた時に病気の人たちをずっと見てきたんです。自分がもしそういう状況になったら、(寿命を)全うしたいかなと思った。一生懸命頑張っている人に申し訳ないけれど、私はどうしたいんだろうと思った時に、副作用で毛が抜けて、嘔吐して、苦しい思いして、家族に迷惑をかけて。それはいややと思いました」


 現在、夫の哲末さんと長男は、治療をしないという選択をした実香さんを支えているが、初めからすんなりと受け入れられたわけではない。「全く理解できなかったです。ある意味自殺みたいなものじゃないですか、治療しないってことは」と哲末さん。長男は「僕はまだお母さんが必要なんや。自分だけの命やと思ってるわけ」と激怒し、泣きじゃくった。そんな長男に実香さんは「わかってるよ。でもこれ、お母さんの人生やんか」と言葉をかけた。その後、長男はひたすら涙を流し続けるだけだったという。


 病院ではがんの進行具合だけを診てもらい、痛み止めの薬を服用する。その生活は、決して楽なものではない。実香さんは「お風呂に入ろうとして服を脱いだ時、しこりが割れて、数カ所から血がピューッと飛んだんですよ。それがほぼ毎日あった時がありました」と生々しい現実を語る。 そんな日々の中で、実香さんと哲末さんの楽しみは、週に1度のスーパーへの買い出し。実香さんは体調が悪い時を除き、食事内容の制限はせず、哲末さんと同じものを食べている。一見どこにでもある、ごく普通の夫婦の日常。だが、そこには取材中も急に気分が悪くなり、ソファで横になる実香さんの姿があった。



 「家内を見てきて思うことは、治療しなかったからこそ今があるのかもしれないということ」と哲末さん。「治療=がんを攻撃することが闘いみたいになっているけど、そうじゃないことも1つの闘いじゃないかなと思っているので。家内は十分闘っていると思っています」と想いを明かした。


 最後に実香さんは、視聴者に向かってこう語りかけた。「助かりたいから無治療にしたわけじゃないので、そこは誤解なくとって欲しいなと思う。治療するにしてもしないにしても、自分で決めてほしいなって思います。治療するのが良い、悪いではなく、どう生きたいか、どう人生を閉じたいか。その人が1番後悔しない選択をしてほしいから、家族もそれを支えてあげてほしいと思う」


 なお、乳がんの治療技術は、近年目覚ましく進化している。虎の門病院 乳腺・内分泌外科の田村宜子医師は「乳がんの治療はもの凄く開発が進んでいて、がんの治療の中ではトップランナーに近いんです。俗にいう抗がん剤ではなくても、がんを制御することができるような時代になってきています」と話す。だが、がんの進行具合によっては、抗がん剤が必要な場合もあるという。



 乳がんは日本人女性が発症するがんの中で最も多く、生涯に乳がんを患う日本人女性は12人に1人といわれている。自分や身近な人ががんを患った時、どのように向き合うのか。他人事ではなく、この機会にじっくりと考えてみてはいかがだろうか。

(c)AbemaTV
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"死に方を選べる社会"アメリカに学ぶ最期の迎え方とは?

2018年04月29日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備
"死に方を選べる社会"アメリカに学ぶ最期の迎え方とは?
2017.07.31 19:10


■「リビング・ウィル(生前の意思)」で蘇生&延命の拒否も一般的に
 あなたは、最期をどこで迎えたいか、考えたことはあるだろうか。「終活」という言葉が定着してきた日本だが、世界と比べて、まだまだ遅れているのが現状だ。



 アメリカには、「DNR(=Do Not Resuscitate)」、日本語に訳すと「蘇生拒否」という制度によって幸せな最後を迎えることができるという考え方がある。


 実際に「DNR」で身内を看取った人がいる。元フジテレビのキャスターで、ワシントン在住の笹栗実根さんだ。



 「私の母の姉で、35歳くらいでアメリカに渡り、現地の男性と結婚、40年以上カリフォルニアに住んでいた。子どもがなかったので、いつも仲良く2人で海外旅行に出かけるなど人生を本当に楽しんでいた」。


 2012年、そんな伯母・キョウコさんが、血液の癌で余命幾ばくもないことがわかった。「最期は家で過ごしたい」と考えたキョウコさんは帰宅。数カ月後、日本にいた笹栗さんの元に、危篤を告げる連絡があった。



 すぐさまキョウコさんの自宅へと駆け付けた笹栗さんの目には、ベットで苦しそうにしている伯母の姿が飛び込んできた。しかし、なぜか救急車は来ていない。事態が呑み込めず、焦る笹栗さんは、介護士は「状態が悪化していても救急車を呼ばないのは、あなたの伯母さんの希望なんです」という信じられない言葉を聞かされた。介護士が指をさした先の冷蔵庫には「DNR指示書」が貼られていた。



 生前に書くこの指示書で、キョウコさんは無理して生きながらえるのを自らの意思で拒否、自然な死を迎えいれようとしていた。そして、笹栗さんの到着から8時間後、静かに息をひきとった。



 「伯母はアメリカに渡ってから、ずっと一人で全てやってきた。周りに身内がいないこともわかっているし、迷惑をかけたくない。癌になってからも『お見舞いに来なくていいから、大丈夫だから』って言っていた」。



 伯母の最期に接し、笹栗さんは「これが尊厳死なんだと感じた」という。これを機に、アメリカの尊厳死の制度について調べ始めた。



■「国も患者さんもウィンウィンな仕組み」
 「アメリカの場合、まず、6カ月以内の命だと判断されたら、『このまま治療を続けるか』『治療を拒否して自宅に戻って最期を迎えるか』『自分が最後にどうしたいのかを書くリビング・ウィル(living will、生前の意思)』という3つの選択をする」。



 心停止した際に蘇生措置の拒否を提示する「DNR指示書」のほか、医療的な処置、介入をしてほしいかどうか、その度合いをどこまでするかをお願いする書類を「POLST(ポルスト)」。日本語版も用意されている。


 「最大限の処置をしてほしいのか、緩和を中心に、とにかく痛みを抑えたいか。あるいは、その中間か。また、人工的な栄養の補給(日本でいう胃ろう)を行うのか、行わないのか。また、1年ぐらいやってみて、それでダメだったら治療を止めるということも選ぶことができる」。



 そしてもう一つ、「リビング・ウィル」だ。



 「州によって呼び方は違うが、患者本人が元気な時に書くもので、意思表示ができなくなった場合にどうしてほしいのか、自分の気持ちをまとめておくということ。医療機関は患者に対し『リビング・ウィルはあるか?なければ書く権利がある』と確認しなければならない。各州に法律とフォーマットがある。法的拘束力を持っているので、書いてあることは必ずやらなければいけない」。



 アメリカでは、延命治療の拒否、在宅介護の充実で「自宅で幸せな最期の時を迎える」ことを実現する人が増えている。「ホスピス」という制度は、大きな病を患い、余命を宣告された多くの人たちのケアを行い、一人ひとりが考える「幸せな最期の迎え方」の手助けとなっている。



 全米ホスピス緩和ケア協会のイド・パナックさんは、ホスピスについて「終末ケアのひとつの形で、命の終わりを看取るというよりも、患者さんがまだ命のある間に、可能な限り快適に生活して頂く場を提供するということ」と説明する。


 オペラが好きだったアーサーさんの場合、寝たきりとなった彼のために、家族や友人を集め、一緒にプロが歌うオペラを聞く場所を提供した。その3日後、アーサーさんは亡くなった。また、肺癌で余命わずかのデニスさんの"娘の結婚式が見たかった"という願いを叶えるため、ウェディングドレスで一緒にダンスを踊る機会を作った。ただ緩和ケアをするだけではなく、幸せな最期を迎えるための手伝いもしているのだ。


 アメリカでこうした仕組みが推奨されている背景について、笹栗さんは「アメリカは個人の気持ちを大事にする。ほとんどの人が家で最期を迎えたい。かたや、すごく医療費がかかるので、最期まで病院にいるとなると、国が払わなければいけない費用も膨大なものになる。ホスピスという制度が発展してきたのは、国も患者さんもウィンウィンだからだ」と話す。



■在宅での緩和医療、日本でも
 アメリカでは"自宅で最期を迎える"という選択がしやすくなるような取り組みが整備されている一方、日本の現状はどうなっているのだろうか。



 ある調査では、人生の最終段階を過ごしたい場所を「医療介護施設(病院・ホスピスなど)」と答えた人が27.2%となっているのに対し、「自宅」「その他(施設外)」と答えた人は71.6%となっている。しかし、実際の死亡時の場所別内訳をみると「医療介護施設(病院・ホスピスなど)」が85.2%、「自宅」「その他(施設外)」は14.8%と、人々の希望が叶えられているとはいえないことがわかる。


 厚生労働省も在宅医療を推進する中、新たな取り組みを始めている診療所がある。板橋区にある「やまと診療所」院長の安井佑医師は「我々は、在宅診療を中心にやっている診療所。外来と入院っていうのが今まで一般的な形だった。我々は自宅に出向いて医療をさせていただく」と話す。



 「癌の末期の患者さんが半分をしめている。余命が限られていると、残された時間を病院ではなく自宅で過ごすという選択をする方が増えている。我々、法人の理念が『自宅で自分らしく死ねる、そういう世の中を作る』。自宅で自分らしく死ねるということは結局、最期まで自宅で自分らしく生きられるということ」(安井医師)


 医師とは別に患者さんに寄り添い、お世話をする在宅医療PAと呼ばれる人材の育成にも力を入れている。



 「PA(フィジシャン・アシスタント)、直訳すると『準医師』というのは、アメリカやイギリスでは国家資格として認定されている資格。自分らしく生きるために、やっぱり家で過ごして欲しい。技術の進歩によって、在宅でも緩和医療が提供できるようになっている。家で過ごして頂く時間を増やしたい」(安井医師)



■健康保険証の裏面に、尊厳死について記入する欄を
 日本でも少しずつ広まりつつある"幸せな最期を迎えられる"ための環境づくり。笹栗さんは、アメリカになくて日本にあるものが、さらなる推進に役立つ可能性があると指摘する。それは「健康保険証」だ。



 「日本では健康保険証を全員が持っている。こんな書類はアメリカにはない。裏面には、臓器提供をするかどうか書いてある。ここに一言でいいので"私は尊厳死をしたいです"あるいは"したくないです"と書く欄があればいい。特に若い人の場合、親がどう判断するか、ものすごく難しい。だからこそ、全員が考えなければいけないこと」。



 死にゆく自分のためだけではなく、周りのことも救うという「リビング・ウィル」。



 笹栗さんは「"自分の最期はこうしたい"っていうのが、みなさんにあると思う。"まだ若いから"、"病気じゃないから"、そうではない。それは健康なうちから明確にしておくべきこと」と訴えた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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卒業旅行中、だまされてしまい、異国の地で逮捕… 多額の罰金を請求された!どうすればいい?

2018年04月29日 | 旅行
卒業旅行中、だまされてしまい、異国の地で逮捕… 多額の罰金を請求された!どうすればいい?

4/28(土) 18:40配信 ファイナンシャルフィールド
卒業旅行中、だまされてしまい、異国の地で逮捕… 多額の罰金を請求された!どうすればいい?
卒業旅行中、だまされてしまい、異国の地で逮捕… 多額の罰金を請求された!どうすればいい?
海外旅行では、つい開放的な気持ちになって羽目を外してしまうこともあるかと思います。

しかし、国内旅行と違って、気が緩むと危ない目に遭いやすいのも海外旅行の特徴です。

今回登場するHくんも、初めての海外旅行で浮かれてしまった人の1人。浮かれてしまうことは決して悪いことではありませんが、警戒心が緩んでしまうと、とんでもないことに巻き込まれてしまう可能性も…。

卒業旅行で初めての海外。クラブに出かけると現地の美女が話しかけてきて…
これはHくんが、大学生最後の冬休みで友達3人と卒業旅行に出かけたときの話です。

普段は真面目なHくんですが、初めての海外旅行であり、社会人になる前の最後の旅行ということもあって浮かれた気分でした。

昼間は観光地で友達とふざけながら写真を撮り合い、夜はクラブに出かけました。

ダンスフロアでしばらく踊ったあと、Hくんは1人でソファに座ってお酒を飲んでいました。すると、隣に現地の女性が座りました。何かしきりに話しかけてきますが、言葉が分かりません。ただ、現地の美女が近づいてきてくれたことに、悪い気はしませんでした。

いきなり警官が突入…!Hくんのポケットの中には、なんと〇〇〇が!?
Hくんがにこにこしながら話を聞いていると、女性がいきなりHくんの上着のポケットに何かをねじ込みました。そのまま去って行ったので、連絡先でも入れたのかな?と考えていると…

突然、お店に警官がわらわらと入ってきました。店から出ようとする客を、警官が押し戻します。

「一体何なんだ?」

騒然とする店内で、Hくんたちは身を寄せ合って不安な気持ちでいました。警官が近づくと、Hくんたち1人ひとりに対してボディチェックを始めます。

警官がHくんの上着のポケットに手を入れると、中からたばこのようなものと粉の入った袋が出てきました。

「あれ…これってもしかして」

Hくんは一気に血の気が引きました。1人の警官が力強くHくんの腕をつかむと、店の外に引っ張っていきます。外にはパトカーが何台も止められていました。外にいた警官は、わめくHくんに片言の日本語で声をかけます。

「あなたは刑務所に入れられます。それがいやだったらお金、払ってください」

警官が提示した金額は、なかなかの金額です。でも、こんな異国の地で捕まってはどうしようもない…と、Hくんは自分の財布に手を伸ばしました。

このような場合どうすればいいのでしょうか。

※Hくんの物語はフィクションです。


海外で身に覚えのない罪で捕まりそうになった場合、どうしたらいいのでしょうか。東京桜橋法律事務所の豊田賢治弁護士にお伺いしました。
要求された金額を支払うのが一つの選択肢ではあります。

その選択をしない場合、捕まった国が民主的な国であることが前提ですが、現地の弁護士を呼ぶ手段を模索することが考えられます。

現地の弁護士を通じて、自分の主張を伝えることで事態を打開できる可能性があります。

同時に、その弁護士を通じて、現地の日本大使館にも経緯や自分の現況などについて連絡をとってもらうことが可能になります。

海外旅行保険には、弁護士費用補償特約が付帯されているものもありますから、入っていれば助けになります。

保険会社の日本語サポートに連絡をして、弁護士を紹介してもらうことも可能です。



屁こいたら実でた | 8時間前
警官とグルになっての犯行は良くある話だ。
と、ある国で女性を連れ出してホテルに行こうとしたら警官に止められ女性の年が17歳で逮捕され400万で釈放すると脅され介入してもらい200万を払わされた事実話が有る。
女性と警官がグルになっての犯行だが証拠が無いから不利です。海外では

191
12
返信0
kok***** | 7時間前
十数年前 母とハワイ旅行に行き 
オアフに泊り オプションツアーでハワイ島観光に参加した。
現地ツアーガイドの男に 
「オアフのホテルに泊まっている友達に届けてほしいものがある。
帰りに渡すからお願いします」と頼まれた。
母はその場でO.K.と言ったが 
私は怖さを感じ  ツアーが終わった途端 
ツアーガイドに見つからないように 母の手をひき
飛行機に乗りました。

今想像すると・・・やっぱり怖い 
現地ツアーガイドには気をつけましょう


sak***** | 7時間前
まあ、いい勉強代だね
これでお花畑から少しは解放されるんじゃない?

19
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返信1
pbn***** | 8時間前
薬物でも死刑になる国だってあるよ
法律が違うんだから例え卒業旅行でも時前にその国を調べておいた方がいい

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yoc***** | 8時間前
卒業旅行という言葉から旅行会社に騙されている。
2-3月の旅行客が少ない時の商売だから

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返信0
hny***** | 6時間前
日本の感覚でいると痛い目にあう
日本はガラパゴスだと思った方がいい

19
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返信0
lzh***** | 6時間前
こういうのがあるから海外旅行保険に入っておいた方がいい

13
3
返信0
緑のたぬき | 7時間前
日本大使館は助けてくれないよ
旅行者は格下
あくまでも、在留邦人を大切にします

36
1
返信0
//// | 8時間前
禁止薬物なら死刑になる国もあるから
世の中はそんなに甘く無い
金で解決出来ると思わない方がいいね

51
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返信0
sei***** | 8時間前
お金で済むなら払うしかない。
何十年も拘束されている人もいるから。


paradise | 7時間前
この回答は意味ないです。民主的な国なら警察が美人局などやりません!このケースは、言われるまま、お金を払うしか解決方法はありません、請求金額がなければ有り金を払わされるだけです。海外では危機管理に注意が必要な「典型的な例」です。


poiuhdf9 | 6時間前
安全なホテル止まって現地の人間と関わりを持たず、クラブなどに行かず観光地だけ回ってれば事件に巻き込まれることなんてそうそうない。よく、海外で事件巻き込まれたとかいう人間は、必ずと言っていいほど、不必要な現地人との接触、クラブ通いなどで危険な目に遭っている。旅では出会いなど必要ないし、女、金儲け絡みの話には近寄らないことが一番。

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lal***** | 6時間前
史上最悪の地球の歩き方

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ken***** | 8時間前
日本は平和ボケしすぎ。
海外行ったら、自己責任で行動しなければならない。
ネット社会なんだから、そのくらい調べろよ。


donburako | 8時間前
現地の人と友達になって、日本に帰国する時に日本在住の友人にプレゼントあげたいから持って行ってと言われオッケーする。
または土産買い過ぎて、現地ガイドにスーツケース貰って荷物詰める。
空港で麻薬反応でて拘束され、無実訴えるも弁護士は日本語片言で意思疎通出来ず刑務所10年…みたいな事あるから気をつけないといけない。
死刑になる国もあるから…
コメント
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