今日家内と録画していたBSの美空ひばりさん特集(3時間)を見ていました。段階の世代の人間である私達にはひばりさんは特別な存在でした。
初めてひばりさんの映画を観たのはもう55年前になります。柔という歌が流行ったのは私が大学在学中ですからもう40年前になりますか。
いろんな思い出がひばりさんのビデオを見ていますと頭の中で交錯します。私の小学生の頃は夏休みの楽しみは小学校の校庭で行われる映画会でしたね。ひばりさんの映画をやっていた記憶があります。
ひばりのマドロスさんという歌も好きです。私は造船会社に就職しましたが、昔は船ものんびりしていてマドロスさん(船員さん)のイメージもわいてきますが、今はとてもそんな感じではありませんね。
昔を懐かしがるのは歳を取ったせいなんでしょうが、ひばりさんは素敵ですね。ひばりさんの最後の歌となった”みだれ髪”という歌がありますが、これも哀調を帯びていて、物悲しくもありますが、彼女の人生を象徴しているようです。 私らの年代の人間にはひばりさんなしには語れそうもありません。