TV小説「朝ドラ2012上期」はじまる

午後16/11℃
　昨日は寒さが去り久しぶりに平年なみの気温となったが今日は西からの雨前線が低気圧を発生し、急速に発達しながら日本海を北東へ進む低気圧のが全国的に朝から雨で処により春の嵐があるそうだ。　１週間ほど前から右奥歯が疼き痛むので歯医者へ行き帰りに昨日久しぶりに孫の家に立ち寄ったが風があり春霞ながらもベランダから観る海山の写真写りが良い。帰り道高尾公園に白い花咲いているが桜ではない。　「卯の花の匂う垣根に・・・」（夏はきぬ）という唱歌があるが卯の花はどんな花か知らなかった。

 公園にいた人に花木の名前を聞くと「卯の花」ではないかと云っていたが家に帰って調べてみると別名空木（ウツギ）であり金沢の庭にも薄ピンク色の“箱根ウツギ”を植えたが、こんな大きなものではなかった。卯の花も北上するらしく関東・北信越では５月に咲くらしい。　４月の異名は「卯月」だが４月に綺麗な白い花が咲くので‟卯の花”と名ずけられたらしい。　昔よく食べた‟おから”も卯の花と呼ばれているが卯の花の白さからのようだ。白い花は春らしく感じられ卯の花が咲くと次々に草木の花を咲かせる。　４月は新事業年度でＴＶ番組のレギュラー番組も新しくなるる。
　その一番手がＮＨＫの朝ドラ番組で、下期（大阪）の「カネーション」がが終わったが、このところ１９６４年視聴率を取りはじめたリサーチ当初は30～40％だったが、近年は15％前後までと低迷していた朝ドラも「ゲゲの女房」あたりから上昇し「おひさま」視聴率が上がり始め、「カーネーション」の最高はは25％を記録した。

(asahi-comより)

　視聴率が上がったのは主人公のヒロインが大正時代の後半に生まれ、昭和初期から戦中・戦後を生き抜いてきた人たちの女性のドラマだ。　長寿社会の現代はドラマのように敗戦後の生活を生き、経験してきた世代の人々は沢山おり、自分の一世代の出来事のようで現実性があるからだと思っている。

（画像はウエッブサイト引用）

　昨日も他のレギュラー番組に先立ち“梅ちゃん先生（制作ＮＨＫ東京）”のＴＶ小説「朝ドラ2012上期」がじまった。　ＴＶ小説ドラマ「梅ちゃん先生」は昭和２0年（1945）８月１５日、第Ⅱ大戦終結時の東京は東日本大震災の地震・津波で瓦礫の街、同様の焼け野原となった東京・蒲田で１５歳の少女が昭和天皇のポツダム宣言の敗戦/終戦の玉音放送聞くことからから始まり、戦後の何も無い時の復興に取り組むところからスタートした。　１９4０年拙者は越後の軍隊町で生まれて昭和２０年8月15日は１０歳の少年であったが、当時の事はまだ目にやきついている。　今年は昭和から８７年（昭和+平成）でヒロインは１５歳だから現在８２歳の生きてきたヒロインのストーリーである。　前回の「カーネーション」も家内にお付き合いして、ほゞ全部を観たが戦後の復興期を経験した人達はすでに老齢化してはいるが、まだ約１００万人前後（推測）程いると思うし、第Ⅱ時世界大戦争期や戦後の復興期を知らない世代でも興味があるだろうし、視聴率も更に向上するもと思っている。