所沢市へは7~8年前次女家族の引越しで訪れたが、今回は2度目の訪問である。 所沢とゆうと「西部王国」で西武ライオンズのホーム球場としか頭になかったが、長期逗留することで新たな知識を覚えた。 簡単に記すれば埼玉県最南部で東京都と接する位置にあり、西武鉄道の創業者「堤 康次郎(故人:元衆議院議長)」が西部鉄道系各事業を統合経営して発展し、所沢市を中心に新宿・池袋を結び各西武鉄道沿線には住宅が開発され隣接する東京の衛星都市として発展し、現在人口約33万人。西部鉄道の本社がある。
所沢の歴史を少し逆か上れば、鎌倉時代は旧国名「武蔵野国(現東京都・埼玉県川越以南・神奈川県の一部)」の鎌倉街道の宿場だったらしい。室町時代は北條氏と越後の上杉謙信(関東管領)との争いで混沌としていたが、戦国時代上杉・北條氏が豊臣秀吉に屈し、徳川家康が秀吉に「江戸」に移封命をぜられ後、徳川八百万石領有となり領内の農産物等を江戸へ運ぶ集荷地・市場町・村山絣(ガスリ)の産地として発展した。
明治以降、1910年「陸軍気球飛行試験場」1919年「陸軍飛行学校」開設と同時に初の、「日本最初の飛行場」が設置され軍都として発展し、戦後は米国占領軍に接収され1971年約半分以上返還され、現在国土交通省の太平洋側の航空管制室・防衛医大・航空記念館・埼玉県庁の出先機関・住宅等の公共施設が多々ある。
繁華街は所沢駅を斜めに通る3~400メートルの飛行機のプロペラをモジッタ「PUROPE(プロペ)通り」は飲食店が多く、朝から夜遅くまで賑やかである。
25階以上の高層マンションが所沢駅から徒歩10分以内に6基もあるのも地方都市にはみられない光景である。 またホテルがビジネスホテル一つしか無いのもめずらしい!?(西部王国なのに プリンスホテルがあってもよさそうなものだが?)
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