34/27℃ 処暑
真夏日・猛暑と熱帯夜暖気と寒気が交じり所により雷雨が続き、神戸海洋気象台は少なくとも今月末まで続くと予報を出している。 神戸港に過去最大級の客船が入港する情報は知っていたが引っ越しですっかり忘れていたがTVのローカルニュースで20日3回目の入港すると知らせてくれた。船名は「ボイジャー・オブ・ザシーズ」で船籍はバハマで運営会社はアメリカのロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運行するクルーズ客船で欧米の大西洋やカリブ海など中心に運航していたが近年のヨーロッパ経済危機と米国の経済不安定で、経済が上向きの東アジアに運航先をむけ日本への初寄港は2012年6月、博多港・長崎港・神戸と巡った。
家内は大型客船みるのが好きで21日長崎港へ出港を前に暑い最中に見にポートライナーで神戸港第4突堤へ行った。 第4突堤は大型船が停泊する突堤で行くのははじめてだが接岸している”Voyager of the seas”があまりにも大きく驚いた。 全長311m・船幅48m・高さ63m・運行速度22,0ノット(1nkot=1,852m/h)で総トン数137,276tの現在世界の最大級の客船(乗客定員3840人・乗組員1180名)だそうである。
10万トン級の客船をみるのは初めてだが、第4突堤ポートターミナル3Fからボイジャー・オブ・ザシーズ号を観てあまりの大きさに驚いた。 長さ300m、高さ16階相当の巨大ビルデングのようである。
船体の画像と思い接岸埠頭のターミナル1Fへ行ったが、そこには神戸税関の担当官が埠頭とターミナルビルに監視官がいた。「一般の方はここまで埠頭へは出られません」と断れた。 「ボイジャー・オブ・ザシーズ号の全体写真撮りたいのだが?」と問いかけると若い係官は誰も人が居なかったので色いろ説明してくれた。 ボイジャー・オブ・ザシーズ号は総トン数で現在世界第5位で神戸港に入港できる客船はこのクラスが限度で横浜港は水深は十分だが横浜港の名物で自慢の「横浜ベイブリッジ(橋げた55m)」が邪魔をして入港は不可能で観光港としては長崎博多港くらいだろう。 また、第4突堤へ出るには入出国の手続きをして出国(乗船)許可得て下さいと言われた。 係官の説明によると第4突堤は一時的に接岸・停泊中は船籍バハマ国(西インド諸島のイギリス連邦国)の外地となっており許可を得たパスポートを係官に提示しないと外地(埠頭)へは出入りは出来ないそうだ。 埠頭にいる係官は乗船客が日本(神戸)へ入国のチエックをしているのだ。 更に係官は船の撮影ポイントもアドバイスしてくれた。 第4突堤ポートターミナル3Fの最北から接岸側の船体が撮れるかも知れないし全体となると船で海上から撮るしかないし一般の方は無理で対岸の人口島ポートアイランドからズームレンズで撮れるそうである。
巨大客船を観たが乗船客は殆んど中国の観光客のようだ。 3Fターミナルホールで免税店の中国人に人気の手持ち帰りできる電器製品や化粧品などが展示されている。 今年正月上海へ行き中国の日用品は偽物が多くすぐ壊れしまう。 特に日本の電器炊飯器は多機能・高性能で耐久性があり中国の主婦に絶大な人気がある。 日本の電気カミソリ・時計・・・は男性、化粧品はなどは女性に人気があるようだ。
ポートターミナルの待合席の横にボイジャー・オブ・ザシーズ号の写真があったので写してみたのが下の画像である。
(7月9日撮影したものと思われる)
同じく船の内部構造写真をみるとレジャーやアスレチック施設などが整いまるで歓楽街のようだ。 ボイジャー・オブ・ザシーズの神戸への今年最後の入港予定は9月13日(木)済州島から6時入港し22時に天津にむけ出港する予定となっている。
日本製品の質の良さは故障しないと中国で評判らしいです。
「ボイジャー・オブ・ザシーズ」
素晴らしい豪華客船ですね。
私は日本船しか見たことないです。
さすが神戸です。
大きな客船が入稿するのですね。
倉敷市の水島港は昔から10万トンタンカーが横付出来ます。
当時、
横浜も神戸も入港できないと聞いてました。
最近は入港できる港が増えてきたようです。
大型客船
私も見たかったです。
お早うございます。
上海の次女の娘婿は日本の本社へ出張で帰ると、必ず中国人の女性部下に頼まれ秋葉原で炊飯器を2~3個ほど買って帰るそうです。
これも中国人部下に良く働いてもらうためのサービスだそうです。
神戸展示コーナーの電化製品は安い値段なのですが、上海の電圧220Vに合わせてあるようです。
コメント
金沢港で2万トンクラスの石油ガスタンカーは観たことがありますが、10万トンクラスは観たことがありません。
日本で10ヶ所の石油・ガス備蓄基地では20~30万トンクラスのタンカーが越岸するそうですがどんな大きなのでしょう