午後遅く
風冷たし、7/4℃
「寒い、寒い」と言いながら今年も後、10ヶ月、古都に春を告げる奈良では「二月堂のお水取り」が、それに遅れてはならぬと北陸若狭地域に春を告げる伝統行「お水送り」が2日、小浜市の神宮寺周辺で営まれた。
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<お水送りの由来>
奈良東大寺の「お水取り」に先がけて、神宮寺と遠敷川(おにゅうがわ)・鵜の瀬(うのせ)でおごそかに繰り広げられる伝統的神事です。 毎年3月 2日に行われ、奈良東大寺・二月堂への「お水送り」となる神事です。
春を告げる行事として全国的にも有名な奈良東大寺二月堂の「お水取り」。その水は、若狭小浜の「鵜の瀬」から送られ、10日かかって東大寺二月堂の「若狭井」に届くとされています。
天平勝宝 4(752)年、インドの渡来僧・実忠が二月堂の建立の時、「修二会(しゅじえ)」を開いて全国の神々を招きました。 ところが、遠敷明神が漁に夢中で時を忘れて遅刻しました。
そのお詫びに本尊に供えるお香水を若狭から送ると約束し、二月堂の下の岩をたたくときれいな水が湧き出したと伝えられます。 そこでこの湧水(ゆうすい)に命名されたのが「若狭井」です。
かつてのシルクロードの玄関口、若狭・小浜から奈良へと伝えられた大陸文化や南蛮文化の歴史の足跡が、あざやかにこの伝統行事の中に残されているともいえます。
すなわち奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事です。
「二月堂」水を取る=10日間=
水を送る「神宮寺」
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近畿地域に住んでいた頃は「二月堂のお水取り」が終わったら、人事異動の内示の時期で、もう春がすぐとワクワク、ウキウキしていたが、3月下旬には古都奈良・京都は「青丹よし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり(万3-328)」の“春爛漫”の始まりである。
TV朝ドラ“ちりとてちん”や米国大統領選挙で小浜市が民主党候補“オバマコール”で脚光をあびているが小浜市の“神宮寺”の伝統行事、東大寺「二月堂のお水取り」との関わりは知りませんでした。 近畿地方の神社へ詣でるとよく「若狭井」の井戸があるが、これでよく理解できた。
そして、今日は“ひな祭り”拙宅にはミニひな壇飾りがあるのだが、もう20年以上も飾ったこたはない。 おそらく押入れの奥に閉じ込められているのだろう
だが、昨夜所沢の孫が紙粘土でお雛様を作ったと画像を送信してきた。
北国で育った拙者は“桃の節句”は4月、“端午の節句は”6月と一ヶ月遅れの行事だったが、温暖化の進行で北陸も季節の行事が均衡化してきたように思う。
<ひな飾りの画像をもう一枚>
石川県羽咋市の菅池町の棚田で3月2日「巨大雛飾り」が完成した。
夜には雪で作った“ぼんぼり”にロウソクが灯され幻想的!
市川 宏さん撮影
孫の雛人形は5歳にしては画像で見る限り上出来と自己満足し、越後の銘酒を
飲むとするか
今晩のお酒の肴は、お刺身らしい
・Walking 2682歩
我が孫のおひなまつりに招待が無く
もくもくと歩いています。
それにしてもウオーキングの歩数が
足りないですぞ!!